【5時に夢中！】崎陽軒シウマイ弁当の秘密を大追跡

こんちわ。おじいちゃん（@podogchan）です。

2015年1月19日（月）放送の東京MX『5時に夢中！』のコーナー「追跡！ベスト8」にて、前回1月12日に勃発した崎陽軒シウマイ弁当のご飯の硬さ論争に終止符を打つべく、崎陽軒への調査（直接取材）が行われた。
その調査内容およびスタジオの反応をレポートしますぞ。

論争勃発の様子はこちらより。
【5時に夢中！】崎陽軒のシウマイ弁当のご飯硬すぎ問題【マツコ vs. 若林】

内容

まずは先週内容の紹介後、スタジオにてご飯の硬さについて実食調査。
内容は、シウマイ弁当のご飯（以下、通常ご飯）と炊きたてご飯をシウマイ弁当のおかずに対して食べ比べるというもの。

通常ご飯と炊きたてご飯を食べ比べ

ガウ：早速なんですが、スタジオに2種類のご飯を入れた崎陽軒のシウマイ弁当をご用意させて頂きました。
片方は硬いと噂の崎陽軒のご飯ですね。
そして、もう片方はスタッフが用意した炊きたてのご飯になります。

ふかわ：すみません。二人ともからしとか醤油とかシュウマイのスタンバイがバッチリなんですけど…
ご飯ですからね！

若林とマツコ2人によるご飯の食べ比べ。
シュウマイとともに。

ふかわ：白い通常のご飯だと若干の物足りなさがあると思いますよ。
物足りなくないですか？

マツコ：（炊きたてご飯を食べて）大変美味しいです（笑）
（若林に対して）普通のご飯で食べてみ。

ふかわ：絶対浜っ子は許せないと思いますよ。

若林：全然違う。ものが違う。

ふかわ：ですよね。物足りないですよね。

若林：ダメだな。こっち（硬いほう）じゃなきゃダメだな。

マツコ：ほんと、横浜ってやだ。

崎陽軒へ直撃取材

アポを取ってやってきたのは崎陽軒の横浜工場。
ガウちゃんを出迎えてくれたのは、広報の西村浩明さんと公式キャラクターのひょうちゃん。

崎陽軒についてざっくり学んだところで、本題へ。

疑問その1：シウマイ弁当のご飯の固さ

まずはシウマイ弁当のご飯の固さについて、街の人々の声を調査。

崎陽軒の西村さんに理由を伺った。

ガウ：シウマイ弁当のご飯はなぜ固いんですか？

西村：ご飯が美味しくなければ駅弁ではないという信念のもと、独自の蒸気炊飯方式という方式で、冷めても美味しくモチっとした食感になるようにご飯を炊き上げています。

ガウ：普通に炊くのではなく？

西村：そうですね。ご飯のお釜があるんですけど、そこに下から蒸気をじゃんじゃん当てまして…
（ご飯の詳しい製法は企業秘密）
非常に粒が立った美味しいご飯になります。

ガウ：でも、固いですよ。

西村：そう言われる方もいらっしゃるんですけれども、冷めた状態で美味しく召し上がって頂くことを考えてますので、あの状態にしております。

ガウ：でも、その結果固くなっちゃう…？

西村：あの…その状態が美味しい状態になっております（笑）

ガウ：あれは意図的ってことなんですか？

西村：そうですね、はい。

疑問その2：割り箸が折れる現象について

続いては、割り箸が割れてしまう現象について。
こちらもまずは街の人々の声を調査。

崎陽軒側の見解を西村さんに質問。

ガウ：ご自身が食べてるときに、箸折れたことないですか？あれは意図的ってことなんですか？

西村：私はないんですけども…一緒にシウマイ弁当を食べているときに、私の部下が箸を折ったのは見たことがあります（笑）

ガウ：崎陽軒さんとしては、それを改善しようとする会議とかは行っていたりするんですか？

西村：そうですね。箸を選定する際にはですね、必ず試食をして箸の強度を確かめて選定しておりますので、通常ですと折れないようにはなってるんですけれども。
どうしても力が入ると木で出来たものですので、折れてしまうということはあると思います。
その際はご迷惑をおかけして本当に申し訳ないと思っております。

【スタジオ】
ふかわ：どんどん声が小さくなってる（笑）

疑問その3：販売店への出荷間隔について

最後は、お弁当の出荷間隔について。

西村：崎陽軒、お店にですね、シウマイ弁当を1日に何回か納品されるんですけれども。
横浜はですね、1時間に1回ほどシウマイ弁当を納品している店舗もありまして、運がいいと温かい状態のお弁当に出会えることもあったりします。

シウマイ弁当が冷めても美味しい理由

さらに、ご飯以外にもシウマイ弁当が冷めても美味しい理由があった。

西村：まずお弁当箱なんですが、経木と呼ばれる木で出来た容器を使っております。
この木の容器を使うことでご飯を熱々の状態で詰めることができまして、徐々にご飯が冷めていく状態を作り出すことができますので、時間が経っても美味しく召し上がって頂くことができます。

西村：またシュウマイに関しましても、干しホタテ貝柱を混ぜて作ってますので冷めた状態で美味しい食べ物になっております。

最後に、番組スポンサーのお願いをして取材映像は終了。

実食の結論

ガウ：結局どっちのほうが美味しかったんですかね？
温かいのと冷たいのでは

若林：絶対に冷たいほうです。もう全然違います。
そりゃ温かいご飯は美味しいけど、口の中のバランスが冷たいほうが。

マツコ：（今日食べた弁当のご飯が）いつも食べてたのより全然柔らかかった。
だから楽屋のやつって相当時間経っちゃってるんだね。

若林：私はすごい横浜で買うから、質のいいものを食べてるのかもしれない。

ふかわ：その違いもあるでしょうね。

マツコ：でも私は炊きたてのご飯で食べるのが美味しいと思いました！

ふかわ：はい。ありがとうございました。

《終わり》

感想

崎陽軒のシウマイ弁当の秘密が解明されたような、されていないような。
ただ、6割も割り箸が折れた経験があるというのは面白かった。

結局ご飯については、二人の溝は埋まらなかったようじゃ。
おじいちゃんも普通に温かいほうが美味しいとは思うが、浜っ子の妙なこだわりが垣間見える。
「ほんと、横浜ってやだ。」

なお、シウマイ弁当は日本で製造販売数No.1のお弁当との事実は初めて知った。
いつの日かこの素晴らしいお弁当を全国展開してくれないだろうか。

マツコと同じく、そのご飯の固さ故に箸が折れたというエピソードを語ったマキタスポーツのラジオ番組『マキタスポーツ食道』の該当回記事はこちら。
【レビュー】『とろ～り煮あなごめし』実食｜マキタスポーツ食道（番外編3）

福山雅治が語る崎陽軒シウマイ弁当愛はこちら。
【SUZUKI Talking F.M.】福山雅治、崎陽軒のシウマイ弁当への愛を語る

終はり。