テンプレ情報
- タイトル:『設計事務所で働く8さんの仕事の面白味/アンジョリージョリーとは/新ジングルについて』
- 放送回:第1572回 (3本目/10本録り中)
- 公開日:2018-11-16
- 収録日:2018-11-10
- 長さ:14:43
- お便り回(※新パッケージ)
- メッセージ:①8、②さまよう弾丸
- ジングル:このラジオをオモロくする意味編(※NEW!)
- 配信ページリンク:https://tdkdx.com/1572
内容
タダシゲ:第1572回(略)。どうも、こんばんわタダシゲです。
マスダ:どうも、「マスダ、」です。よろしくお願いします。
お便り回1発目。
お便り① from 8さん(OP~)
◎RN:8(ハチ)
◎男性
◎31~35歳
◎京都府タダシゲさん、マスダさんこんにちわ。
何年か前に一度だけ投稿させていただいたラジオネーム【8】です。
今回のトークテーマ あなたの仕事の面白いと思うポイントについて少し温度差があるかも知れませんが投稿してみようと思いましたのでメールいたします。私は、京都の田舎で小さな設計事務所を営んでおります。
このラジオは、私の人生の様々な場面でずっと耳元にありました。
大学すら行っていなかった私が、夢を志して尊敬する建築家の元に無給で修行に行っていた時期は、北海道だったこともあり、朝、牧場でアルバイトしてから出社し、仕事が終わると歓楽街でアルバイトをして車で寝て牧場へ向かうという、ホームレス状態だったので、どこにも行けない中途半端な自分の葛藤と、タダシゲさんの浪人時代の葛藤を重ねて勇気づけられていました。
建築士の試験の時は、眠れずに会場入りする道すがら、テクノブレイクの話を聞いてクスクス笑いながら試験会場に入ったのを覚えています。前回の放送で、タダシゲさんのお父様が工務店経営なさっており、家業を継ぐか少し悩んでおられる旨のお話を聞き、また、今回のメッセージテーマについても、私の面白いポイントが少しでも参考になればと思いメッセージいたしました。
私は、もともと、建築の現場監督として社会に出ました。
現場監督というお仕事は、建築家や設計士と言われる方が設計した図面を見ながら、現場の職人さんに建物を作って頂くための指示や、段取りをする仕事です。
常々、図面とお家を建てる方の顔を見比べて、これは誰のための仕事なのか?と疑問を持つことが多く、自分ならもっと違った形でこの建主さんと、ここにある風景を表現したいと思っており、もう少し上流から関われる様に建築家を目指しました。
その後、先ほどのホームレス時代や、地元に帰って設計事務所勤務(この頃もまだアルバイトをしていました)を経て、31歳の時に自分の設計事務所を解開設することができました。今は3年目です。ここからが、仕事の面白いと思うポイントについてなのですが、建物って社会にとってすごく影響の大きいものだと私は思っています。1つの建物が出来るだけでも、いろんな人の日常に影響を与えるので、どんな私的な建物でも自然と公共性を帯びてしまう。
それは、建主さん日常はもちろん、お店ならそのお客さん、引いては、その建物の横をただ散歩するおばあちゃんの日常にもなるんです。
だからそんないろんな人の日常や風景になれるようにって設計する訳なんですが、これが本当に面白い。お家を作る時は、建主の好きなものや行動パターンの把握をする為に、今住んでいるお家に伺って日常を見せてもらったりして、家族にあった日常づくりができる。
児童養護施設を設計した時は、大人の都合で放棄された責任を、生まれたばかりの子供達が背負っている現実を、私も子を持つ親として到底受け入れることができないと感じながら、
同じ大人として子供達を大切に育てている施設の方に感動し、子供達の居場所作りをお手伝いさせてもらえたことで、子供達が背負っている責任のほんの少し手も自分が負担できた様な気がして、感謝したりしました。
そうやって、社会と関わり合いを持てていると感じる瞬間が私の仕事のやりがいであり、面白いと思うポイントなんです。ただ、そういった、社会に対する関わりって関係する人が多くなる程、薄くなるようにも思っていて、東京の様に、自分の代わりが沢山いる場所だとよっぽど才覚がないと、社会に対する自分の立ち位置が見えづらくなってしまうと思います。
東京では業界のトップ100位に入れない人も、家族の中や、田舎では1人だけの重要なプレーヤーになったりするのかもしれませんし、こうなると少し社会の役に立てたりします。
(ただ、一人一人の背負う役割は多いですが、、)
タダシゲさんが今まで悩みながら積んだスキルも、必ず必要とする人がいます。それはお父さんかもしてないし、鹿児島の集落かも知れません。
最後になりましたが、マスダさん結婚、出産とおめでとうございます。最近のマスダさんターンの小話で、家族との日常を聞くのがとても好きです。
長々と書きましたが、読んでいただきありがとうございました。
前回投稿がなくて、リスナーゼロ疑惑のお話しをなさっておられましたが、いつも聞いています。何年かに一度の投稿しかできないサイレントリスナーですが、間違いなくお二人のファンです。これからもラジオ続けてくださいね。(tdkdx.comより)
第874回「スラブさん、すえなおさん、8さんからのお便り。創!!」
第1188回「8さんからのお便り。自分の夢の為にどれ程の努力が出来るのか」
久々の長文。
マ:うぉ~い、読み切ったね。
タ:久々にすごい量でしたね(笑)アツいね!
文量に驚くマスダに対して、自分たちのせいだという。
タ:これは僕らが招いたことであって、いっつも精神論とか概念的なものを送られても「細かく送れ!」って言って。そういうことばっかり言うから(笑)
こういう中身のあるメッセージを聴けるのはこのラジオだけではないかというマスダ。8さんとの努力のエグいほどの差を痛感したというタダシゲだが、マスダとしてはタダシゲは普通で8さんが特異なだけだと語る。
マ:これはなかなかリスクある生き方をしたよな。でもその果てに自分の城を作ってすごいわ。
今回仕事の面白さに関してメッセージが多いが、結論としては個人事業主は生き生きとしていて、雇用される側の人は見失ってる感があるという。しかしそれも当たり前かもしれないというマスダ。
マ:やっぱりそこにリスク張って、自分で投資して頑張った人だけが味わえる充実感なんやろな。
タ:結局そこなんやろうな、たぶん。僕も、この1円にもならんラジオを意味なく1000回も更新出来るってね、やっぱ自分主導やからだと思うんですよね。これが(誰かに)やらされてたら、たぶんやってないんですよ。
ホームレス状態で建築士の勉強をしていたというメッセージ内容に驚嘆し、尊敬するという二人。家を建てるなら、この人に頼みたいという。
タ:面白いポイントも、「あっ面白いな」って伝わりましたもんね。風景を自分で作ると。
「立場や環境が違えば、自分がトッププレーヤーになるかもしれない」という内容はいいヒントだというマスダ。タダシゲも、田舎に行って自分しかできないことをやるということを考えていると語る。
タ:ちょっとな・・・もうちょっと僕に時間ください。この1ヶ月何してたかって、ずっと更新してたんすよ(笑)いやほんまにこれしか言うこと無いねん。
マ:せやな(笑)
この時点(まだ1通しか紹介していない)で10分越えに焦るタダシゲ。残り14通。あと1通だけいっとこうということで次へ。
お便り② from さまよう弾丸さん(10:15~)
◎RN:さまよう弾丸
◎男性
◎31~35歳
◎愛知県このメッセージがお二人のモチベーションに繋がるかはわかりませんが、毎回の配信の感謝の意も込めて送ります。
しかし、ご提供できる話題がないのでずっと少し気になっていた2つを質問させて下さい。まずは、タダシゲさんのオープニングで言うアンジョリージョリーとはどういう意味でしょうか。
二つ目は、オープニングの挿入曲はそれぞれの色がありますが、決めた経緯があれば教えて下さい。ちなみに僕は宇宙船からの無線みたいなやつが好きです。
一つ目の質問に答えるのはさぶいかもしれませんが、のどに小骨が刺さるような日常のちょっとした気になりポイントではあります。でも答えがなくともなんら差し障りはありません。いつも本当に配信ありがとうございます。
(tdkdx.comより)
タ:これを見てね、やっぱり、その、、、サイトに来ていないっていうことが一つ分かりますよね、やっぱ。
マ:ええがな(笑)来うへんよ。ラジオだけ聴いとんねん、みんな。当たり前や。
この方はメッセージを送るためにサイトへ来たはずなのに、サイトに掲載してある「アンジョリージョリー」の意味を聞くのはサイトが分かりにくいせいだと推測する二人。
タダシゲより質問の答え。
1つ目。「アンジョリージョリー」は二人のコンビ名。かつてM-1やキングオブコントの予選に出場する際に、マスダが命名。命名理由は下記。
- 当時アンジェリーナ・ジョリーが流行っていた
- アンが付いていたら売れるかもと思った
- 繰り返す言葉が付いていたら売れるかもと思った
おじいちゃん
2つ目。OP曲について。
- タダシゲが病んでいた時に、いろんなパターンを作った
- それを精査して現在使用しているものは3、4パターンになった
タ:最近ジングルが変わったでしょ?
マ:あれエエよ。いい感じ。
タ:あれねぇ、僕があんなクオリティー作れるわけもなく。
以前語っていた、今でもよくして貰っているという、前の前の勤務先の先輩が作ってくれたのだそうだ。
タ:全然頼んでもないのに、ああやっていっぱい作ってくれたんですよ。実はまだいっぱいあるんですよ。
その先輩は『タダしい』をお気に召して頂いて、今回の運びになったのだそう。昔音楽活動をされており、結婚して子供も出来たため、こういう形で音楽活動をされているという。
マ:リョウ!リョウ!こういうとこやぞ。何も言わんでも自発的に送ってくる、こういうとこやぞ、リョウ!以上です。
クオリティーの高さにびっくりしたとういタダシゲ。
タ:ラジオ番組っぽくなりましたよね。ついに、1500回を超えてついに(笑)
タダシゲが自己の番組にラジオ番組っぽさを感じたところで〆。
感想
【ラジオの一言】に寄せて
今回からメッセージをテキストで掲載するという旨が『タダしい』HPより発表され、理由は下記2点が挙げられておる。
- 耳が不自由な方でも楽しんでいただけるように
- リスナーさんが番組を聴く上で、メッセージの内容を理解しやすくする為に(真面目な内容は音声だけだと伝わりづらい部分が多々あるかと思います)
いい試みだと思う。一つ目はおじいちゃんがこのブログをやっている理由とも通ずる。これまで当ブログではお便り内容を全文または一部要約してテキスト化してきたが、今後は『タダしい』HPの掲載範囲に準拠して引用させていただく。
仕事の面白み
8さんの建築士になるでの生活たるや、そのガッツは凄まじい。簡単には真似できないじゃろう。しかし、二人が言うように「立場や環境が違えば、自分がトッププレーヤーになるかもしれない。自分のたとえトップではないスキルも必ず誰かが必要としている」という考え方はみんなが真似できる。
おじいちゃん
今回収録は仕事の面白みに関するメッセージが結構あるということでお便り内容のみならず、二人がそれをどう捉えるのかを楽しみにしておる。
第1559回「立て続けに起こった仕事のトラブル/一生の仕事/仕事の楽しみ」
Newジングル
Newジングルの謎が明らかになった。
第1567回で初めて、ラジオの音声をアレンジしたジングルが登場したのを聴いて「タダシゲなかなかやるのぅ」と感心しておったが、違ったようじゃ。しかし、頼まずして第3者がこのようなクオリティーのものを提供してくれるとは、これも偏に“1円にもならんラジオを意味なく1000回も更新”してきた賜物じゃろう。
ということで最近登場した先輩による作品をまとめたのでご参考に。
初出し回:タイトル(おじいちゃんが勝手に命名)
(元ネタ回)
- 第1567回:小岩井マリオ貝貝・自己紹介編
(元ネタ:※調査中) - 第1568回:恐怖「り」の意志編
(元ネタ:第1553回) - 第1569回:小岩井マリオ貝貝・小岩井行きたい編
(元ネタ:※調査中)
- 第1570回:「おっぱい=スクラッチ」理論編
(元ネタ:第1565回)
- 第1571回:マスダの株勉強企画編編
(元ネタ:第1566回) - 第1572回:このラジオをオモロくする意味編
(元ネタ:第1570回)
過去の名作ジングルをそのうちまとめて紹介したい。タダシゲ、HPでまとめて聴けるようにしてちょ。
おじいちゃん
終はり。