テンプレ情報
- タイトル:『【ほん怖】恐怖の結婚生活三話(くるま/家探し/田舎の母)』
- 放送回:第1568回 (9本目/10本録り中)
- 公開日:2018-11-04
- 収録日:2018-10-07
- 長さ:25:20
- フリートーク回(※新パッケージ)
- ジングル:恐怖「り」の意志編(※NEW!)
おじいちゃん
内容
タダシゲ:第1568回(略)。どうも、こんばんわタダシゲです。
マスダ:どうも、マスダですよろしくお願いします。
あと2本!
胸がクッとなる話、ホッとなる話 from マスダ(OP~)
前回収録の宿題であった胸がクッとなる話を考えてきたマスダ。
マスダの胸がクッとなる時。
「お疲れ様です」と定時きっかりに退社した人が、すぐに忘れ物を取りに再びデスクに帰ってきた際、「えらい早い出社で」などという上の人のイジりに対して、周囲がくすくす笑うこと。
タ:ちょっとちゃうんちゃうかそれ。リメイクやんそれ。知ってるし。言うてたやん。
マ:言うてた?
タ:こんだけやるとやるんやな、リメイク。
定期を忘れた話ではないというマスダ。一緒だというタダシゲ。結局リメイクなのかは謎のまま。
おじいちゃん
続いて、胸がホッとする話へ。
街で歩いていたら、可愛い女性と成金のブサイク男の組み合わせの子供がブスだった時。
マ:すっごいな、、ほっとする。
タ:人の不幸でそんな(笑)
誰にも共感されるとも思わないし、誰にも言わないという。奥さんにも言わないのかと尋ねるタダシゲに対し、言わないというマスダ。
タ:そうなんや。(奥さんと)そういう会話せぇへんねや。
マ:あえてせんくない?
タ:あそう、全然しますよ。そんなん。
マ:「今の子供見たか」って?「ブスやったな」って?
タ:あぁ、でもそんな言い方はせぇへんけど。
マ:何て言うの?
タダシゲによるちいちゃんへの意思疎通が披露される。
タ:僕の場合やったら、目線を合わせるというか。前から来るわけですよね。そこの子供の顔を見つめるんですよ。で、「何見てんねやろ」っていうので、目線を合わせてもらう。
マ:ほんで?
タ:苦笑い(笑)
マスダもその程度だったらやるかもという。あえては言葉にしないという二人。
おじいちゃん
パナソニック スタジアムに初めていった話(04:00~)
先日、ガンバ大阪ののホームスタジアムである吹田の「Panasonic Stadium」に初めて足を運んだマスダ。連れはイトウとヤマゲン。友達と遊んだのも結婚式以来いつぶりだろうと振り返る。ゼンちゃんが生まれる前なので、二年ぶりほどになるという。
EXPOのお祭りで限定ユニフォームも無料配布しているので、「ガンバvsサンフレッチェ」戦は是非行こうとのイトウからのお誘いに、嫁を上手く説得して行かせて貰ったという。
参考 太陽の塔×ガンバ大阪「GAMBA EXPO 2018」万博記念公園マ:すごいな、パナスタ。これはすごいわ。
そこまでサッカー球技場に行った経験があるわけではないが、海外でいうとチェルシーのホームスタジアムを彷彿とさせる凄さだという万博記念競技場なら2,200~2,300円で気軽に入れるが、パナスタは3,500~3,600円するのだが、その価値があったと語る。地域も盛り上がるし、皆一度行ったほうがいいという。
パナスタの収容人数は約4万人で、スタンフォード・ブリッジ(チェルシー)の4.2万人と同規模。国際試合が実施可能な収容人数4万人以上規模の国内有数のスタジアムだという。
ちなみに味の素スタジアム(東京都調布市)とどちらがデカいのかとのタダシゲの問いだが、こちらは収容人数約5万人とパナスタより若干大きい。
パナソニックスダジアムの概要についてはこちらの動画をご参考に。
恐怖の結婚生活(07:24~)
話題は試合後のラーメン屋での会話へ。
イトウもヤマゲンも既婚者であり、会話は専ら結婚生活について。
マ:やっぱりな、みんな苦労してるわ。
タ:何に?何によ??
マ:嫁・姑問題
タ:もう(笑)?だってホヤホヤやろ。まだ二人とも。
ホッとしたとしみじみ語るマスダ。マスダも他の二人も、嫁に優しく接するという点でタイプが似ているという。それが何を引き起こすかといえば、「嫁の調子ノリ感」、「つけ上がり感」だというが、伊藤の場合はレベルがエグいという。
マ:イトウのやつ聴いてたらゲェ吐きそうになってんけどさ。
タ:えぇ・・・怖い話や、これ。嫌や。
行こう、マスダによって語られるイトウの恐怖話3タテ。
まずはジャブから。
恐怖その壱「車の噺」
結構大きめのファミリーカーを大学時代から愛車としていたイトウ。収容力が高いのでフットサルなどでお世話になっていたという。その愛車を手放さなければならないという。
マ:えっ、なんでなん?
イ:いや嫁さんが大きい車乗れへんっていうねん。
しかし、子供も生まれたし荷物も増えるので結局大きい車は必要になるとアドバイスするマスダ。
イ:いやぁ、嫁さんが乗れへんていうし。あかんねん。だから売んねん。
マ:ほんまぁ・・・
ジャブ以上。
恐怖その弐「家探し」
家を探しているというイトウ。
イトウの実家は豊中(大阪)、嫁の実家は川西(兵庫)。
イトウ家の実家の両親が田舎に帰る計画があり、実家が空くのでイトウ夫婦で住んだらどうかという提案があったらしい。家賃も浮くし、オイシい話ではというマスダに対して、なぜかダメなのだというイトウ。
マ:ええやん。
イ:いやあかんねん。川西じゃないとあかんねん。
タ:えっ!?
何故かとのマスダの問いに、嫁が「自分の実家の近く(川西)でないと嫌だ」と頑なに拒むらしい。イトウ家はワンポケット(専業主婦体制)だし、家賃も浮いて将来への貯蓄も出来ると説得してもダメだという。
しかし、どっちみち家は探さなければならないという状況のなか、突然嫁から既に探してきた宣言が飛び出したという。誰と探したのかとのイトウの問いに、自分の母親と探したという嫁。場所は嫁の実家の真ん前。
恐れ慄くタダシゲ。
これにはイトウも一言物申した。
決めてくれるのはいいが、まず実家を譲ってくれるという自分の両親への建前もあるし、そもそも夫婦二人で探すべき案件だと説いたところ、嫁からは「え?なんであかんの?」といったノリの返答。自身の実家の近くなので何も困らないから別にいいじゃんとのこと。
イトウは嫁に、自分の両親へのお伺いを立てると告げるが、予想通り当然両親は嫌がる。自分の実家を継いでくれると思っていた息子を取られたようなものだ。
その旨を嫁に告げると、嫁は自分のおかんに「あっちの両親が反対しているからアカン」と告げ口をすると、嫁のおかんは悲しいと泣き出したらしい。
タ:やばい・・・怖い・・・えっ「り」ついてる(笑)?
マ:・・・言うていい?「り」ついてる。
この話で既にドン引きしていたマスダだったが、よくよく聞くとイトウは休日に洗濯・掃除・食事(三食)とあらゆる家事をこなしているらしい。
タ:奥さんなにしてんのは?
マ:「子育て」してんねんて。
タ:あぁ子供おんねや。
マ:いや子供おんねんけど。「子育て」してんねんて。「私は子育てしてる」って言うねんて。
現在は嫁の実家の近くにアパートを借りているので、イトウの勤務中は嫁は実家に帰っておりイトウの帰宅に合わせてアパートに戻っているだけだという。
タ:・・・すごいなぁ。
マ:俺これ聞いてなぁ、やっぱ苦労してんなと思って。
タ:苦労してるというか、地雷踏んだだけじゃないの?
マ:いやぁ、、、
恐怖その参「田舎の母」
もう一個。マスダの大学時代の連れの話。
その連れはタダシゲと同じく関西出身だが、関東へ行って結婚。一児の父。兄弟もみんな関東にいってしまい、実家は両親二人だけ。母親は精神的に病んでしまっているという。
理由は「息子を関東の嫁側に取られた」ということ。息子にも孫にも会えず、旦那の帰りも遅く、子育ても終わってやることもなくどうしたものだろうかと病んでしまったそうだ。
マスダの連れは責任感が強い男なのでちょくちょく母親へ電話などを入れるのだが仕事の都合などでそんなに頻繁に実家に帰ることはできない。それに対して母親は「電話で済まそうとしてるやろ」と言った口調になるのだという。
タ:おぉ、すごい。
マ:・・・どう?結婚したい?結婚しような。はよ結婚しようぜ。
恐怖に慄くタダシゲ。
タ:いやこれでもなんやろな。女性ってスゴいな、なかなか。
ここで、マスダよりサムい女性の特徴が語られる。本質的なことなので耳をかっぽじって聞くようにとのこと。
その特徴とは、母親と仲良すぎる女。そいつ自身がサムいわけではないが、後々問題を生むという。その理由は、母親が子離れできていないため。
昨今の友達親子的なノリは結構危険だというマスダ。父親との関係はどうなのかと問うタダシゲ。子離れができていれば問題ないというマスダ。概ね父親はそういう部分はきっちり線を引いているので、やはり母親が危険だという。
イトウ曰く、遠方に住む嫁の兄夫婦が帰省する際にはパーティーが催される。それに参加して、取り繕わねばならないことに吐き気がしてしまうのだそうだ。
あちらの家族は幸せ満開のような感じでパーティーを過ごしており、一緒にトランプをするようなノリなのだという。
タ:えっ、トランプ!?厳しい、、、
イトウにとってはキツいのだが、相手側(嫁家庭)からしたら、「こんな幸せな家系に溶け込めたあなた(イトウ)はイイよね」みたいな空気があるそうなのだ。
マスダ家、タダシゲ家と幸せのカタチ(20:27~)
話は自身の家系へ。
マ:でも、これな、結構マスダ家にも当てはまってて。
大家族であるマスダ家も、親類を招集して食べたり飲んだり、ボーリングに出向いたりといったことがあるそうだ。そして、そういうことが幸せのカタチだという価値観で育ったため、イベント事がある際はマスダの嫁を誘っていた時期があったという。
イトウの話を聞き、イトウと自分の嫁の立場を重ね合わせて俯瞰でみたとき、幸せのカタチとは如何に難しいかを実感したというマスダ。自分が幸せと捉えていることも、育った環境が違う人によってはまた違った捉え方をされ得ると語る。
タダシゲも思いを同じくする。
タ:いやまぁでも僕もそれは思いますねぇ。やっぱなんか、こんなクソみないなラジオもやっててええんかなってほんま思うもんね、最近。
マ:どゆこと?
タ:傍から見たらやっぱ「何してんねん」って思うもんね。僕がラジオやってなかったら。
マ:“傍から見た話”ね。わかる、わかる。
タ:彼女も隣の部屋おりますけど、ほんまは嫌かも知れんやん。
マ:そうやねん。ソウヤネン。
タ:これなぁ、申し訳ないなって思いますよね。
せめて、彼女にもっとワガママをいって欲しいと語るタダシゲ。全開なタダシゲに対し、まだ気を使っているのかもしれないという。九州の女の人はそういう節(夫を立てる)があるのではというマスダ。そういう地のものはあまり信用していないというタダシゲ。
今のところ、タダシゲ家には今回マスダが挙げたような問題はないという。タダシゲ家はあまり干渉しないらしい。
子離れしているタダシゲ家はある種いいことだというマスダ。
マ:完全にタダシゲ君なんか、もう離されてるやん。親から。それっていいことやと思うで。
タ:むしろね母親の方が気使ってるもんね。親父もそうやけど、僕に対して。「はよ結婚せぇよ」とは言わんけど、やっぱりそういう方向に持っていくようにしようとしてるんやろな感が伝わるもん。
マ:じゃあせえよ、はよ!
タ:いやまぁそうやけど、でもやっぱカネやんか。
マ:でた。
タ:当たり前やんか。
マ:(結婚は)いついつや?
タ:この世はカネで出来てんねやろ。
マ:いや、できてるかもしれんけどやな(笑)
タ:やっぱカネが全てですからね、それは。
マ:でもダブルポケットになってだいぶええ感じになったんちゃうん?
タ:ならへんわ。そんなん。
マ:んでやねん!
タ:Kyashお願いします(笑)
冗談をいったところで締め。
おじいちゃん
感想
結婚生活恐怖話と見せかけた、最後にタダしいの魅力が凝縮された名作回じゃった。
前置きの胸がクッとなる話。マスダの話がリメイクかどうかはおじいちゃんも定かではないが、タダシゲの話は静かな空間で携帯などを誤って鳴らしてしまった人を笑うというもので、実は二人の話は似通っておる。その状況に抗う術がない当事者を笑うという場面に二人の心は締め付けられる模様。
おじいちゃん
本題の結婚生活恐怖話。
結局どこかで締めないと無限に増長する女性が一定数存在するということに帰着する。炎上しそうじゃが、まぁよい。本来は結婚相手を決める時、そして結婚生活を始めた直後に主導権を握るべきだったのだが、イトウへは同情を禁じ得ない。
少し前に話題となったオリラジあっちゃんの転向宣言を参考にすると共にこのツイートを肝に銘じ、イトウには早急に再起を測って欲しい。
「女は譲ったらそこからさらに押してくる、だから譲るな」という昔からの言い伝えは本当だったのじゃよ。https://t.co/D967nXyHBg
— dada (@yuuraku) October 23, 2018
そしてイトウの恐怖話から転じて、マスダが自分の家系を顧みてイトウと自分の嫁の立場を重ね合わせて語り始めた時おじいちゃんはゾクゾクさせられたよ。それは『SAW』のラストにて、中央の死体と見せかけたジグソウが立ち上がった時に感じたものと似ておる。
かねてより語るように、自分を俯瞰でつぶさに観察し言語化できるのがこやつらの魅力。それが今回、最大限に発揮された。自分に対する両親の視点を俯瞰で語るタダシゲも然り。
但し、ちいちゃんへの配慮は良しとしても、好きなこと(ラジオ)が好きである限り続けるがよろしい。得てして好きなものをやっているヤツなど傍から見れば「何してんねん」と映ってしまうもの。
女に媚びて日和ってはいかん。好きな男が好きなことをやる姿に女は惚れるのじゃよ。
おじいちゃん
終はり。