決勝の振り返りは小休止。
話題は敗者復活戦について。
敗者復活戦について
タダシゲがご立腹のこととは?
タ:僕は敗者復活をちゃんと見てたんですけど、これの投票制度がほんとにクソ過ぎて。
まぁテレビのDボタンもそうやし、会場の皆さんもそうやし、テレビの視聴者、そして見てない人も対象とした投票やったんですよ。
マ:なるほど。
じゃあファン層がアレか?知ってるから押すみたいな感じか?
タ:そういうことですよ。
別に見てなくても投票できるってシステムなんですよ。
こんなんな、無理やん!
マ:有名票が入るわな。
タ:そうやで。
それは「出て欲しい票」やん。
マ:「出てほしい票」、「見たい票」は入るけど。
「誰やねんコイツ票」は入らんわな。
タ:っていうことになるわけですよ。
なので、結果1位は当然ミキなんですけど。
2位はプラス・マイナスなんですよ。
- 結成:2003年
- メンバー:兼光タカシ / 岩橋良昌
- 所属:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
マ:あぁ、見たかったなぁ~
タ:これね、プラス・マイナスめちゃめちゃオモロかったんですよ。
もう僅か2万票ぐらいの差で負けたんですよね。
もう、どう考えても…どう考えても(笑)
マ:プラス・マイナスやったん?
タ:どう考えても、そらそうやろ。
あんなんファンおらんねんから!
ファンおらんのに、2位までいったんやで。
そらやっぱそうでしょ。
マ:敗者復活枠でプラス・マイナスに振られた時に、陣内が
「巨人師匠も見てますよ」
って言ったときにさ、ボケのほうが巨人師匠のものまねめっちゃ上手いのに全然ボケへんくて。
で、巨人師匠が
「ものまねせぇへんのかいっ!」
ってめっちゃちっちゃい声で言うてたのが面白かったな~
おじいちゃん
タ:あれな、ほんま必死やったと思うんよ。
マ:でも必死感伝わったわ。
タ:いや~あれは辛かったな。
マ:あの小声の巨人師匠のつっこみな…響いたな。
タ:巨人師匠やっぱりいいですね。優しいよね。
なんか泣けてくんねん。
あそこまでいった人ってね、一言一言が重みがありすぎて。
ミキに対しては悪くはないんですけど、どう考えてもあれはプラス・マイナスですよ。
ファンおらんねんから。
マ:それはそうかもしれん。
タ:あれはおかしなシステムですね。
ちょっと変えたほうがいいです!早急に。
トム・ブラウン(⑧組目)
- 結成:2009年
- メンバー:布川ひろき / みちお
- 所属:ケイダッシュステージ
マ:トム・ブラウンオモロかったなぁ。
タ:オモロかったですね。
マ:俺もう衝撃的に面白かってんけど。
一本目の10組のなかで一番面白かったかもしれん。
タ:なるほど。
まぁマスダ好きそうな感じやと思ってましたけど。
マ:(笑)
タ:僕も面白かったですよ。最初、
「えっ?大丈夫か?」
と思ったんですけど、後からの巻き返しと審査中のコメントで「加藤一二三が土から出てくる」っていう。
それを残して去るっていうのは、やっぱかっこええですよね。
マ:やっぱり見たことない人枠やったから、1.5倍くらい面白くなんねんけど、それ考慮しても面白かったな。
タ:面白いです!よかったですねぇ。
霜降り明星(⑨組目)
- 結成:2013年
- メンバー:せいや / 粗品
- 所属:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
タ:どうですか?
マ:もちろん面白いんやけど、ずっと大阪で漫才を見てきたからさぁ…
タ:そうやねんな、そこのフィルターがある人は
マ:新鮮味が全然
タ:そらそうやわ。
関西ではめちゃくちゃ有名な人やから。
マ:せやねん。
だからたぶんあれ大阪の会場でやったらそこそこだけの笑いやったと思う。
タ:やっぱりテレビ初登場くらいの感じですよ、関東からしたら。
だからやっぱりあの漫才は衝撃的だったと思いますよ。
マ:なんか「ようウケてんなぁ」って思った。
タ:いや、あれはウケると思う。
よう出来てるもん。
マ:わかり易さは一番あるよな。
動きと的確なツッコミとね。
タ:あれはやっぱね、センスがすごい会場にちゃんとハマって、完全に持っていった感があって。
あんな波を見れたのはすごい貴重だとは思ったんですけどね。
和牛(⑩組目)
- 結成:2006年
- メンバー:水田信二 / 川西賢志郎
- 所属:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
タ:まぁなぁ…面白かったんやけどな。
前回で優勝しとくべきやったんかもしれん。
マ:惜しいな。
いや、オモロいけど惜しいな。
タ:二本目とか神がかってたと思うんですけどね。
マ:上手いなぁ。
もうだから「上手いなぁ」って思う…(笑)
タ:だからやっぱり持っていった霜降り明星の勝利というか。
なかなかアツい戦いやったと思うんですけどね。
これは熱い決勝や、、、! #M1グランプリ
— タダシゲ(タダしいyouに見える) (@tdkdx) December 2, 2018
各組の振り返りは以上。
総評と敗者復活戦の投票システムについて
(12:20~)
マ:でも決勝5組でよかったな。
タ:どゆこと?どういうこと!?
マ:思わへん?
かまいたち、ジャルジャル、トム・ブラウン、霜降り明星、和牛でよかったわ。
ちょっと他がレベルが…
タ:あぁそういうことね!
二本目じゃなくて大会そのものがってことね。
マ:会場の雰囲気とかいろいろあるんやろうけどね。
プラス・マイナス出て欲しかったな。
タ:絶対変わってたと思う。
俺優勝したかもと思う。
マ:金属バットは?
タ:金属バットな(笑)
金属バットもオモロかったよ。
マ:7000ガロン男喜んだのに。
タ:金属バットとプラス・マイナス出てたら、ちょっと変わった大会になってたかも知れん。
霜降り明星の優勝はなかったかも分からん。
マ:オモロそうやな、それな。
頑張って欲しい気持ち含め、これで投票しました!#M1グランプリ pic.twitter.com/75RazUxMlp
— タダシゲ(タダしいyouに見える) (@tdkdx) December 2, 2018
タ:そうやなぁ…なんかいろんな思惑があるんやろうけど。
それにしても敗者復活戦だけは絶対にルール変えたほうがいい!
マ:もう投票は会場の人だけでええんちゃう?
タ:そうやねん。
ほんまそれでええねん。
マ:あんなんしっかり見に来てる漫才好きのコアなファンやんか。
タ:あれ4000円すんねんで。
だからそこでええと思うんですよ。
マ:あんなクソ寒いなか4000円払ってずっとおられへんで。
タ:でな、それ僕も思ったんですよ。
「会場だけでええやん」って。
僕東京に住んでるから見に行こうと思ってたんですよ。
せっかくやし4000円払って行こうと思ったんですけど、一般発売なんかコンマ何秒で消えてましたよ。
マ:へぇ、やっぱ人気なんや。
タ:だから結局プレミアム会員みたいなのが、チケットよしもとであるんですけど。
だからそれもな、会場票に任せたらあかん説があるんですよ。
マ:なるほどね。
タ:プレミアに入るぐらいの人って、アイドル化してしまってるんですよ。
だから、これもやっぱミキになってたかも知れん。
マ:うんうん。
難しいね、評価は。
タ:結局そこも同じように放送作家というか、お偉いさんの漫才師が評価したらいいと思うんですよ。
「一番オモロかったのはこれ!」でいいやん。
10人位審査員並べてさ。
マ:せやな。
タ:同じシステムでやるのが、公平で一番面白いと思うんですけどね。
まぁな…いろんなお金の匂いがするんですけど、そのあたりはしょうが無いです。
<続く>例の審査員問題へ