【New】月刊ポッドキャスト新聞10月号

【NHK・ごごラジ!】 大阪から全国区!福島暢啓アナ出演まとめ【書き起こし】

NHKごごラジ! 福島暢啓アナ出演

入社後アナウンサーになった経緯

神門:石川県のかこ丸さん。40歳の女性です。

「福島さん。毎日放送には営業職で入社したのに、どのような経緯でアナウンサーになったんでしょうか?」

福島:あぁ、よくご存知。

神門:営業職?

福島:はい。まぁ営業職と言いますか、一般職とアナウンサー採用と技術職でだいたい放送局は3つに別れますけど。
私どものところもそうだったんですけど。
私の当時アナウンサー採用試験がなかったんですよ、MBSは。

神門:え?その年に?

福島:その年が、無くて。
それで、一般職で入社をして。
で、どこの配属になりたいかってだいたい人事の人に聞かれるんですけど。
私は、とにかく放送業界に勤められたらそれでいいと思っていたんですよ。

神門:はい。

福島:それはラジオ、テレビが好きで、ラジオ、テレビがどうもこのままいくと無くなりそうだというような本がいっぱい出たんですよ。2010年頃にね。
で、私それを読んで、「あれっ?無くなるんだ」と思って。
じゃあ、この無くなる放送の最後を看取ろうと。
で、自分が歳取ったときに、「昔はラジオというものがあってね」って自分の孫に言うような人間になろうと思って入ったものですから。
はっきり言ってどこでもよかったんです、もう。

神門:職種は問わない?

福島:はい!
「総務でも、経理でも。なんでもいい。」
「製作、営業、どこでも行きます」
って言ってたんですよ、人事の人に対して。
そしたら人事部の当時の担当者がアナウンス部の部長と同期入社かなんかで仲良かったんですよ。
で、アナウンサー室としてはアナウンサー新しいの採りたいけど、「そんなにアナウンサー要らないでしょ」って上の経営陣から言われているという状態で。
採れない状態がずーっと続いてて。
私3年くらい空いてるんですかね?
アナウンサーが、ずーっといなくて。
で、そんなときに同期で仲良いから二人が。
その人事の人がアナウンサー室長に、「あの、今度変なやつ入ってきたけど「落研」、落語研究会で喋ってたし、なんか漫才とかもやってたみたいだから。どう?」みたいな。
「アナウンサー嫌いじゃないらしいよ、やるのも。なんでもいいみたいよ。」みたいなこと言ったら。
「あ~、じゃあちょっといっぺん会ってみようかな」っていうんで直接会いまして。
ちょっと会議室に呼び出されまして。
室長とアナウンス部長と座ってて。
「君の話は聞いてるよ」と。
「まぁ、ここにかけたまえ」と。

「アナウンサーになる気はあるか?」

とそこでいきなり聞かれて。
私全然直前になにも聞いてないから、「えっ?」ってなって。

「……はい!なんでもやります!!」

という風に言いまして。

神門:(笑)

福島:で、「どういう放送が好きなの?」って聞かれて。
「私は『ラジオ深夜便』が好きで2時台、3時台聴いておりました」と。
「加賀美幸子さん、宇田川修一さんの素晴らしいアンカーとしての語り口がもうたまらなくてずっと聴いてました。
あと、間に入るニュースがすごくいいんです」っていう話をしたんですよ。

神門:間に入るニュース…
そうです!NHKラジオは間にニュースが入るということで、CMは入りませんがここから交通情報とニュースの時間です。
この話の続きはニュースの後ということで。
2時28分30秒になっております。
一曲、ところによっては交通情報です。
フルスイングで『ハッピーアワーズ』

《交通情報》

神門:NHKラジオ『ごごラジ!』
2時31分になりました。
ニュースは新井成吉アナウンサーがお伝えします。どうぞ。

《ニュース》

田丸アナ(先輩)との思い出

福島「本当はかまってほしいけど、果たしてお役に立てようか。お昼のしじまに出会った我ら「おそばにそっと」で結構です。」 
NHKラジオ『福島のぶひろの、どうぞお構いなく。』
時刻は午後2時34分になります。

神門:見事(拍手)

福島:いいんですか?こんな事やって。

神門:大丈夫です。

福島:こういう番組を大阪で放送しております。深夜の1時から。

MEMO

『福島のぶひろの、どうぞお構いなく。』

MBSラジオにて毎週金曜 25:10 – 26:00

神門:それこそ『深夜便』の裏ってことになるじゃないですか。

福島:そうなんですよ。

神門:これは心苦しいところじゃないですか?

福島:ファンとしてはね(笑)
まぁでも今は私は毎日放送の人事部の金庫に魂を預けてますから。

神門:(笑)

福島:ええ。それはもう何とも思いません。

神門:毎日放送の方から。
ラジオ局長、小林亮さんからメッセージが届いています。

「うちの福島はすぐ調子に乗るのであまり煽てないでください」

福島:ハハハ(笑)

石垣:ハハハ(笑)

神門:それから、兵庫県の58歳男性のですね。
田丸一男さんという方からもメールが届きました。

福島:わぁ!先輩です。

神門:はい。

「福島くん、NHKご出演おめでとう。とうとうNHKにまで出演、やりましたね。どんな気持ちですか?
今日はMBSアナウンサー室みんなで聴いています。
NHK・OBの私ですが東京のラジオセンターで喋ったことがありません。羨ましい。不適切なことは言わないように」

と頂いております。

福島:商品名とかいっぱい言おうかなと思って。

神門:いや、もうダメ!ダメ!

福島:ハハハ(笑)

神門:田丸さん、あれですものね。
昭和59年NHK入局。

福島:はぁ、そうですか。徳島?

神門:そうですね。
ん?高知?徳島か?

福島:徳島だったと思いますけど…違ったかな?

おじいちゃん

高知みたいよ

神門:同期が瀬戸秀夫というアナウンサーで、確か。
私の元上司ですね。

福島:そうですか。

神門:畑恵(はたけい)さんとかそうじゃないですかね?確かね。

福島:はぁ、そうですか。

神門:間違ってたらごめんなさい。

福島:優しい先輩ですよ、田丸さんは。
私、入社の時にアナウンス研修を受けていて、田丸さんに天気予報の研修をつけてもらったんですよ。
で、スタジオに入って天気予報をバーっと読んで。
で、出てきて、寸評と言いますか、「どうだった。こうだった。こういうところを立てたほうがいい。」とかいう話があると思って出てきて。
最初何言われるかと思ったら…

「で?明日の天気はどうなるの?」

って聞かれたんですよ。
そのときに答えられなかったんですよ。

神門:はい。

福島:これ、「なんでだ?」って皆さん思うかも知れませんけど、文字面だけ追っかけちゃうと意外と中身が頭の中入ってなかったりするんですよね。
で、「あっ」ってなって答えられなくて、そのときに田丸さんが、

「お前は放送で何を伝えようとしてるんだ?」

と。
「ここに書いてある文字を読むだけだったら誰でもできるだろ」と。
「そうじゃなくて、ちゃんと自分の中にそういう情報を入れて伝えるっていうことがお前は出来てないんだ。アナウンサーとして失格だ!」って言われて、ものすごく落ち込んだんですよ。
もうドヨーンってなって、アナウンサー室戻って反省文みないなのをノートに書いてたら、田丸さんが来て。
「今日はちょっときつく言ったけど、実は俺がアナウンサーになってNHKに入った頃に先輩のNHKのアナウンサーに同じことをされたんだ」と。
そして「俺も答えられなかったんだ。一緒にこの道で頑張っていこうな」って言われたんですよ。

石垣:はぁ~

福島:もうね、涙出そうになって。
すごくいい加減な先輩で、ずっと冗談ばっかり言ってるような人なんですけどすごくかっこいい人っていうのが私の中ではありまして。
まだNHKが好きになって。

神門これNHK方式なんですよ。

福島:あ、そうなんですか?

神門:おそらくね、NHKのアナウンサー十中八九このこと言われてると思いますよ。

石垣:神門さんは?

神門:私も言われました。
吾妻謙という先輩に言われました。

福島:あっそうなんだ!
じゃあ、大したことないんだ(笑)

神門:そんなことない!

福島:大したことない先輩です。

石垣:聴いてますよ、今。

神門:それが脈々と90年以上ね、受け継がれているんだろうなと思います。

福島:いやぁ、でも勉強になりました。
あれはね。覚えてますけどね。

ペーパーノイズへの愛

神門:(先程の続きの話題)なんでニュースを読めるんだろう?ということで。
元々は一般職で採用されたんだけれども、アナウンス職に入ってすぐだけれども配置転換というか…

福島:まぁそうですね、人事配属と言うか。
で、その部長と喋っているときに「私はNHKの番組が好きで。ニュースも好きなんです」と。

神門:ええ、ええ。

福島:そのニュースの間に入る〈♪原稿をめくる音〉こういう音が好きなんだ、と。

神門:ペーパーノイズ。

福島:これはまぁ、本来はあまり入れないほうがいいんでしょうけど。おそらく一般的には。

神門:ニュースのペーパーノイズは苦情がいっぱい来ます。

福島:そうですよね。ただ、私はそれが好きだったんです。
夜中のものすごく遅い時間にラジオ聴いてるときに、まぁニュースをアナウンサーの方が上手に読むとすごく入ってくるんですけど。
「あれ?これ、機械が読んでるのかな?」って思っちゃうときがあるんですね。
そのときに〈♪原稿をめくる音〉っていう音が入ると「あっ、人がいるんだ」っていう気持ちになって。
グっとこう、東京と、私は宮崎県出身で宮崎との距離はものすごく離れているんだけど、すぐ横にいるような気分になれて。

「この音がいいんですよ。このペーパーノイズが好きなんです」

って言ったら

……うん。じゃあ、アナウンサーになろうか」

っていうことになりまして。

石垣:へぇ~

福島:アナウンサー配属になりまして。
今、こういう仕事をしております。

神門:…珍しい配属ですね、それはね。

福島:珍しい!思います。

神門:ペーパーノイズでって。

福島:声じゃないんだっていうね(笑)

神門:今日、たくさんペーパーノイズっていうか、〈♪ガサゴソ〉ここにね、たくさん福島さん宛のメールがね。

福島:あっ、私のメールですか。嬉しい。

石垣:ノイズ過ぎる、ノイズ過ぎる。

神門:電話帳ぐらいの厚さになっておりますけどね。

福島:ほんとですね。

神門:大阪のラジオネーム:砂かけババアさん。51歳女性の方ですね。

「今日、1月7日のゲストは福島アナウンサーですね。信宗さんも今日はご一緒なんでしょうか?」

って……今日はいらっしゃってないんですよね?

福島:なんか一応私は

「連れていきますか?どうしましょうか?」

って聞きましたら、

「いや、信宗さんは大丈夫です」

って。

神門:ハハハハ(笑)

福島:ああ、そういうことですかと。

神門:え?それNHK側からお断りしたと?

福島:……そうですね。
お断りといいますか、まぁ当然だなというか。

神門:(笑)

石垣:〇〇(聞き取れず)対決を見たかったですけど。

福島:砂かけババアさんはご夫婦で聴いていらっしゃる方です。
ご主人もよくメールくださいます。

神門:どうぞ、NHKもご贔屓に。

石垣:はい、今後とも。

福島:MBSの方が面白いです。MBSの方が面白いです。圧倒的に。

神門:今、『こんちわコンちゃん』ですね。この時間ね。

福島:よくご存知で。

神門:もちろん、それはチェックしてますよね。そりゃそうですよ。

《続く》マニアックな辞書の話

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