テンプレ情報
- 配信タイトル:『今回のテーマは「シチュー!」皆さんシチューといえばクリーム?ビーフ?』
- 配信回:第5回
- 放送日:2018-06-03(19:20-19:40)
- 配信日:2018-06-04
- 長さ:15:28
- オンエア曲:クリームシチュー / 矢野顕子
内容
マキタスポーツ:こんばんわ、マキタスポーツです。
この番組は月見うどんや、目玉焼きのせハンバーグの黄身は、いつ潰すのがいいのか!?など、食にまつわるあらゆることをテーマに語っていきます。
シチューと聞いてあなたはどちらを思い浮かべますか?ビーフシチュー or クリームシチュー?
マキタスポーツが調べたシチューにまつわる調査結果もお話します。
via ニッポン放送
シチューといえばどっち派?
(1:00~)
マキタ:皆さんシチューといえば何を思い浮かべますか?
大きく分けるとビーフシチューかクリームシチューか。
それ以外のビーフストロガノフとか何とかのラグーだとか余計なこと言わないで。今聞いてるのはシチューのこと。
私ははっきり申し上げて、ビーフシチューも大好きですが、家庭料理のクリームシチューがやっぱりもう圧勝ですかね。
2日目のシチューの食し方
(1:47~)
マキタ:カレーもよく2日目が美味しいなんて言いますけどね、2日目のクリームシチュもやばいよ。あれ皆さんどうしてます?
パンかなんかを付けたりとかしてる?それは当然やりますよ。
僕は2日目のシチューを白いご飯にかけたいな。
それをやるとさ、「何よ、そんな汚らしい」とか「信じられない」とか言う人いますけど、いやちょっと待ってよ。やってみたことあるのと。
そりゃ勿論無理強いはしませんよ。ただ僕は好き!
白い熱々のご飯のうえに、熱々でもないくらいのクリームシチューをかけちゃうわけ。
で、粉チーズをちょっと振ってね。調子にのってるときはタバスコとか2、3滴垂らしたりして。
もっと調子にのってるとき言っちゃおうか?とろけるチーズ上からのっけてチンしちゃったりして。溶かしちゃったりして。
で、ガツガツって食べちゃったりして。
また窒息状態作って「ウィッ」ってやっちゃたりして(笑)
マキタスポーツ食道『コンビニ横グルメ事情』(第4回)
★レビューあり 軽い窒息状態の話
女性はビーフシチュー派
(3:40~)
マキタ:それでね、僕ほんとにビーフシチューも大好きなんですけど、女性とかに聞くとちょっとおもしろい結果があってね。
「あなたクリームシチューが好き?ビーフシチューが好き?」って聞くんですよ。
男性に聞くとクリームシチューが好きって人多いのよ。
「ビーフシチューも好きだけど、クリームシチューかな」っていう男は多いね。
今度は女性に聞くの。そうすると僕が聞いた限りにおいては、女性はビーフシチュー派が多いんだよね。特に既婚者。
これはなぜなのかってことを僕なりに考えてみました。
結論からいうと、クリームシチューにまつわるイメージが女性を縛り付けてるんじゃないかしらと。
ちょっと謎をかけてるみたいなんですが、後半でやります。朝まで生テレビみたいに、あとでやります!
(♪矢野顕子『クリームシチュー』)
マキタ:やっぱり心温まるようなイメージというんでしょうか?
これが僕のクリームシチューのイメージなんですよ、言ってみれば。
女性がクリームシチューをあまり好まない理由
(5:42~)
マキタ:でね、食というものは必ず文脈やイメージみたいなものがくっついてまわってるわけですね。
ましてや、クリームシチューミックスみたいな商品が発売されて以降は、そこに販売戦略やイメージ戦略みたいなものがあるわけです。
皆さん思い浮かべてみてください。
クリームシチューってどういうイメージですか?
「家庭的」ってイメージじゃないですか?これなんですよ。
だから男の人は温かい家庭みたいな像をクリームシチューに求めてるっていうところがあると思うんですね。僕の説よ。
すなわち、家庭=お母さん=マザコンみたいな。まぁ男の人ってのは須らくマザコンであると言い切っていいと思うんですが。
それをイメージさせる食べ物がクリームシチュー。無意識なんですけど、なんとなく温かいイメージがあるね。
物理的に温かいということだけではなくて、温もりみたいな。
クリームシチューにキュンと来るっていうことがあるから、男の人は比較的クリームシチューが好きだっていう人がいる。
で、女の人はそのマザコンとかのイメージや男の人が求める母の像というものをクリームシチューの背後に感じるのではないかと思ったり。潜在意識ですよ。
あるいは家庭に縛る料理というイメージがあるからじゃないか、というのはちょっと穿ち過ぎでしょうか?
既婚者にそういう傾向が多いっていうのは、なにぶん家庭に縛られてるっていうことはありますよね。
何かしら食卓にまつわる不都合とか不満とかあると思うんですよ。
嫁:「せっかく私が料理作ったのに夫の帰りが遅い。帰ってきたと思ったら酒の匂いがしやがる。焼き鳥屋でなんか食って来やがった」
夫:「しょうがない。付き合いがあるからさ」
嫁:「あんたのためにクリームシチュー作ったのに」
夫:「いや明日食べるからさ。お茶漬けでいいや」
みたいなこと言ったりとか。
で、あるときお母さんが作ってきたクリームシチューをめちゃくちゃガツガツ食べてたりするところ見たりして。
嫁:「私が作ったシチュー全然食ってねぇじゃねーかよ」
みたいな。
例えばそういう局所的な話ですけど、家庭にはいろいろ食卓にまつわる不満や不都合があるわけじゃないですか。
女の人とかそういうの抱えてる。
「あぁ、こんな家庭とかとりあえずうっちゃっといて、外食に行きたいわ」と。
外に行って、洋食屋なんかでホワイトソースの何かとビーフシチューどっちを食べるかといえばビーフシチューを食べる。
クリームシチューって日本の家庭料理ですからね。日本が作ったものですから。
だから外食とかで自分を開放してくれる食べ物の象徴がビーフシチューなんじゃないかと僕は思う。
僕の妄想かもしれませんけど。
これね、真実味があるのかどうかなんですけど、ハウス食品がクリームシチューミックスという顆粒のルーを発売したのが昭和41年くらいなんですって。
というのは、その頃って高度経済成長期である家庭のモデルっていうのがすごく声高に言われていたわけですよ。
それは専業主婦で郊外に家を持って、そこで核家族で幸せな家庭生活があるみたいな。
それがすごく普及していった時代に発売されてるわけです。
良妻賢母で家庭人で夫を支え子供たちをちゃんと育て上げるみたいなことが尊ばれて推奨されてった時代にクリームシチューミックスが発売されてるってちょっと信憑性ありませんか?
そこからお母さんの苦悩は始まるわけですよね。
家庭に縛られながら毎日のお献立を考えなくてはいけない。
ですからその方向性にある商品なんですよ、クリームシチューっていうのは。
だから未だに、
「帰っておいで、シチューが待ってるよ」
みたいな宣伝ばっかりじゃないですか。
なんか暖かみ、温もり、その下敷きになっているのは必ず家庭というイメージがあるような。
それ故に、男の方はそれが好きになってしまうんではないか。
今日は僕の妄想が大きかったと思いますけど「シチュー」についてお話させていただきました。
via ハウス食品
お便り・思い出の背景飯
(12:20~)
RN:サスケ
さて、いろんな食べ物が脳裏に浮かびますが、月並みかもしれませんが一番の思い出の背景飯はこの世に出たばかりのカップヌードルです。
当時私は田舎住まいでしたが、関東の高校で寮暮らしをしていた姉が帰省の際にお土産で買って帰ってくれたのです。魔法の食べ物です。
マキタ:いろんなシリーズものがありますけど、カップヌードルのオリジナルはカップヌードル味なのが凄いでしょ。
あれはお店で食べられないんですよ。
だからみんなあれがマスターになってるから、あれを求めて食べるんですよ。
それを植え付けた日清食品えらい!!
美味いわ~あれ、二日酔いの時に食べるのが大好きです。
RN:熊本のアルパカ
週末マッシュルームのアヒージョを付け合せで作ったのですが、食後に酔っ払った勢いでアヒージョの残り油をぼんやり見ていたら残り油チャーハンを作ることに。
マキタ:いいですね、この行きずり感。
いいでしょ、これ。
見えちゃったんでしょ?自分のなかで。
「今夜イケる!」
見えちゃんたんでしょ?分かるわ~
アヒージョの油なんてどうします、皆さん?
もったいない。
もちろんバケットにつけて食べるなんてのもいいでしょう。
だけど、あれでね、炒めてくださいよ。
その閃き、その行きずり感。それがいいんでしょう。
アヒージョとねんごろになったってことでしょ?素晴らしいね。エッチ!馬鹿野郎!なんつって。
マキタ:ラーメンの話はやりましょう。インスタント麺、必ずこれはやります。
✉:makita@1242.com
感想
ビーフvsクリームのシチュー二元論と、クリームシチュージェンダー論であった。
おじいちゃんはもっぱらクリームシチュー派。
「派」というより、シチュー=クリームシチューといった感じ。
ビーフシチューなど完全によそ行きの食べ物で、家でおかんが作った試しがない。
当然外でクリームシチューを食べることもないので、完全に家庭の味。実際はハウス食品の味だが。
マキタさんの自称妄想話もあながちなくはない。いやかなり高い確率でありえると思う。
そして、ご飯にシチューをかける割合も実際は高い。よそ行き意見で否定しておるだけで、家ではだいたいかけているはず!
(ハウス食品談)
家庭内で独自の食べ方が進み、実態が表に出る機会が少なく、『ガラパゴス化』している
via 産経ニュース
終はり。
記事に頂いた反応(公開後日談)
マキタさん御本人に!
よくまとめてくださる。嬉しいね https://t.co/1BliGTZgCR
— マキタスポーツ 決定版「一億総ツッコミ時代」絶賛発売中 (@makitasports) December 4, 2018