【New】月刊ポッドキャスト新聞10月号

【書き起こし】元旦特番 MBSラジオ『次は~新福島!』 安住紳一郎✕福島暢啓 新春スペシャル対談【3万字】

新春パイセンSP!安住紳一郎とガチ対談!

CBCの石井亮次アナ

CBC 石井亮次アナ
via @next_new_nobu

安住:今日ね、来る時に新幹線のなかで「絶対余計なこと喋らないように!」っていうふうに石井くんの放送を聴いて反省したところなの。

福島:フフフ(笑)

安住:石井くんベラベラ喋ってたね~。

福島:あの人は全部喋りますね。

安住:CBCの石井くん。

福島:はい。病的なので…

石井亮次アナウンサー
  • 2000年名古屋のCBCテレビに入社(※安住アナ ’97、福島アナ ’11)
  • 『次は~新福島!』には2017年11月15日2018年12月13日の二度ゲスト出演

安住:もっと褒めてあげなきゃダメだよ、石井くんのことを。

福島:石井さんのことをですか?

安住:うん。

福島:終わってからちゃんとメールで褒めてるんですけどね。

安住:そう?

福島:放送上はあまり褒めますと、ご本人が苦しそうな顔をなさるんですよ。

安住:あっそうなの?

福島:はい。あんまり「うまい!」とか「上手」とかって言うと、なんかちょっとこう…怯んじゃうので。出来るだけ叩くようにはしてるんですけど。

安住:そうなんだ。

福島:ええ。安住さんあんまり他のアナウンサーと共演したりっていうのはそんなにないですよね?

安住:ほとんどなくて。

福島:まぁアナウンサーってそもそもね。共演する機会があんまりないでしょうけど。石井さん会いたがってましたよ。

安住:一回会ったことある!

福島:そうでしたか。なんかご挨拶程度で済んじゃって、深い話があんまり出来なかったから、ちょっと残念だったみたいなことは言ってましたけど。

安住:石井さんね、そう。

福島:興味持ってますか?

安住:もちろん。

福島:どうですか?石井さんの働きぶりは?

安住:流石ですよね。

福島:はぁ~

安住:ピチピチのスラックスに、スエードの靴履いて。ちょっとね、お股ちゃんの感じが気になるところですけれどもね。

福島:そうなんですね(笑)私も動いている石井さんあまり見たことがないので、映像で。

安住:あっ本当?そうね、大阪だとね。

福島:関西だと流れていないので。

安住:ちょっとねピチピチのスラックス履いて、お洒落なジャケットとパンツの合わせで、ちょっとやっぱりあの…目立っちゃうんだよね。股間ちゃんがね…お股ちゃんがね。

福島:ハハハハ(笑)

安住:それであの「今日の石井くん随分あれだね、右寄りだね~」って言って。トークの内容が右寄りじゃなくて、ちょっとお股ちゃんが右寄りで。トークはリベラルっていうね。

福島:古舘さんが言ったっていうのを(笑)正に今日聴いてきたっていうことですね、タイムフリーで。しかと聴いたというのが、今わかりましたけど。そうでしたか。やっぱり石井さんのことも気にしてるんですね。


福島:他の放送局の人たちの仕事ぶりっていうのは、やっぱり人よりも見てるっていうのは以前東京の放送でおっしゃっているのを聴いたことがあるんですけど、やっぱりそうですか?

安住:もう大八木(友之)くんのリポートとか、今も気にしてるわ。

福島:大八木さんのリポート気にしてるんですか?世代が近いからですかね?

安住:そう。

福島:同世代…同期ですか?

安住:一緒。近藤亨くんね。

福島:あぁ、近藤さんの実況も?

安住:そう。中村香菜ちゃん経理に異動になったって言ってた?

福島:そうですね(笑)そういうの気にしてらっしゃるんですね。

安住:気にしてるよ。

福島:それどうやって見てるんですか?

安住:なんかいろいろネットとかも見るし。
「一緒にスタートした大阪MBSの仲間たちどうしてるかな?」と思って。

福島:他の関西以外の地域の放送局の人たちのも見てるんですか?

安住:気になるし、やっぱり勉強になるから見たりしてる。

福島:ラジコプレミアムで聴いてるんですか?

安住:ラジコプレミアムも使うけど。なるべく、あの…あんまり聴いちゃうと真似しちゃったりとか、同じ方向に寄っちゃうから。ちょっとそれは注意しながらだけど。
まぁラジオ好きなんだけど、あんまりラジオマニアになっちゃわないようにちょっと注意しながら。こう真ん中に集まるのをあえて解すっていう作業をして。だから本当は福島くんの『次新』とかも毎週聴きたいんだけど、聴いちゃうと影響受けちゃって同じ番組作りになっちゃうから、なるべく、たまに聴く感じぐらいにしてっていう。

福島:へぇ~。意図的にそれを減らす?

安住:そう。

安住アナのスケジュール

安住アナのスケジュール

福島:お忙しいでしょ?でも、安住さんって。

安住:いえいえ。

福島:月曜日から日曜日までビッチリ働いてるっていうイメージですけど。

安住:そうですね。

福島:特に週末めちゃくちゃお忙しいですよね?

安住:そう。

福島:土曜日夜のニュース番組をやって。

安住:たけしさんとね。

福島:で、そのあと次の日の朝のラジオの打合せを、番組が終わったあと夜零時過ぎたぐらいから…

安住:やって。

福島:ビッチリやるんでしょ?

安住:うん。

福島:私それを追体験させて頂きましたけれども。

安住:あっ、ね?ピンチヒッターで。ありがとうございます。

福島:「よくこれ毎週やってるな」って思いましたよ。

安住:あぁそうですか。

福島:辛くないですか?

安住:いや、もう…慣れかな。まぁ辛いなと思う時はあるけれど。

福島:10年以上そのスタイルでしょ?

安住:そうね。15年くらいかな。
正しく言うとね、土曜日の午前中から『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』っていう番組の収録があって。

福島:あっ!そうなんですか。

安住:それが夕方に終わって、そこから『7daysニュースキャスター』のオンエアと準備。
で、『ニュースキャスター』が終わって、『ニュースキャスター』の反省会と翌週打合せ。
で、深夜の2時ぐらいから早朝の5時くらいまでが『日曜天国』の打合せ。
で、ラジオの本番があって、それで終わりって感じです。

福島:はぁ~。その前の平日の月曜日から金曜日はずっと撮影が入ってるんですか?

安住:そう。ロケと、あとはちょっと細々とした仕事と、打合せ。あとは特番ですね。

福島:その隙間縫ってテレビ見て、ラジオ聴いてってしてるわけでしょ?

安住:はい。

福島:寝る間がないんじゃないかと思っちゃうんですけど。

安住:いやぁ、でも楽しいから。元々テレビが好きで入ったから、そんなに苦でもなく。

福島:見るのは好きでしょ。で、聴くのもお好きだと思いますけど。出るのはどうなんですか?

安住:いやぁ、やっぱり見たり聴いたりする方が好きかな。

福島:フハハハ(笑)今、テレビ出てて楽しいと思う瞬間はありますか?

安住:ない!

福島:フハハハハ(笑)ゼロですか??

安住:ゼロ。

福島:全く?

安住:まぁ…すごくね、女優さんに会えて嬉しいとか美味しいもの食べられてよかったなっていうのはある。けれど、う~ん、でも普通に通りがかりに女優さんを見たかったなとか、プライベートでここの食事しに来たかったなっていう感じではあります。

福島:へぇ~そうですか。『ぴったんこカン・カン』の撮影、ロケなんかは、私は教科書と思って見てるんですけど。

安住:いや~本当?嬉しい。

福島:あれはね、台本ってあるんですか?

安住:台本はね、ほぼない。

福島:なくてあれだけ面白くできるっていうのは…

安住:いやいやそんなことない。

福島:それ事前の調べものなんかはご自身で全部なさるわけですよね?

安住:そうですね。

福島:ですよね。で、調べること自体は私そんなに苦ではないっていうのはよく分かるんですけど資料集めたりするのは大変じゃないかなっていつも思うんですけど。

安住:そうね。だから他の番組出た録画とか、そういうものを掻き集めて見たりしますね。

福島:どうやって掻き集めるんですか?ずっと録ってるんですか自分で?

安住:あの、今は各局の放送の録画が普通に置いてある場所があるからそこ行って。

福島:あっ、会社のなかにあるんですか?

安住:うん、そう。

福島:それで一通り洗いざらい見て、まぁ手に入る文献は一通り目を通して、完全に知った状態で臨むっていうのが?

安住:そうね。あと全部ね、こんなこと手の内話しちゃうのもあれだけど。だいたいトーク番組各局もいろいろあるもんね。当然、徹子さんの番組とか、あとは『しゃべくり』とかいろいろ人気の番組があって。その人たちがね、全力をかけてトークしてるわけで、なかなかそこで溢れたトーク案ってのはほとんどないから。まぁだいたいね、肝になるような話は出尽くしてるって考えるのが正当だよね。

福島:はい、はい。

安住:なので、だからそういうところ見て「あ、この話面白いな」と思ったのを自分のところでももう一度お願いするみたいなやり方が多いかな。

福島:へぇ~

安住:だから、どっちかと言うとなんか焼き直し的な?感じ?

福島:フハハハ(笑)

安住:「アイリスオーヤマ手法」って俺は呼んでるんだけど。

福島:出来上がったものを(笑)

安住:他のね、優秀なメーカーさんたちが開発したものをね、上手に販売していくという。

福島:ジェネシック?

安住:そうそうそう。うん…あっ、いいね。その表現貰っちゃおうかな?

福島:ジェネリックっていうのですか?

安住:「ジェネリック的なトーク番組」をやってるわけ!

福島:ハハハハ(笑)でもそれが実は皆に喜ばれるっていうことですよね?

安住:ただね、ジェネリックばっかり使ってると開発する予算がメーカーに届かないから……他にも行ってって感じ(笑)

福島:フハハハ(笑)でもこう、それだけ準備した時に、その準備で想定してなかったことが返ってくることってありますよね?

安住:あぁ~出た。それは何を言わせようとしてんの?私に。

福島:え(笑)?ありますよね?そういうこと。

安住:ありますよ。

福島:それはでも楽しいでしょ?

安住:楽しいですね。楽しいけど、まぁだから「準備してたものを全部捨てる」っていうね。それが出来るか出来ないかっていう、アナウンサー6年目ぐらいの壁がありますよね。

福島:それ6年目ですか?

安住:6年目でしょうね。

福島:へぇ~。その先はどうなっていくんですか?

安住:そのあとは、もう自由自在のブレーキ・アクセル交互交互みたいな。

福島:あぁ~

安住:ドリフトターンみたいな。「ダァーーー」みたいな。「どっち踏んでんの?」みたいな。

福島:自分の積み重ねでなんとでもなるっていう状態に入っていくっていう。

安住:準備したものを出す、出さない、捨てる。アクセル踏む、止まるみたいな。で、両方しながらドリフトでギャーーっとコーナー回ってくみたいな。

福島:ハハハ(笑)もう自由自在。どうにでもなるカースタントみたいな感じで。

安住:そうそうそう。で、詰まるとパントで逃げるみたいなね。

福島:ハハハ(笑)逃げ方も分かってるっていう。

安住:そうそうそう。アメフトみたいにね、短いパス繋げて、トーク進まなくなったらもうヤバいなみたいな。そいう時は関学みたいにパントでダーーン!って投げるっていう(笑)

福島:さっき古舘さんが何でもいろんなこと知識の幅が広いっておっしゃってましたけど、安住さんも本当何でも知ってらっしゃいますよね。

安住:いやいやいや(笑)

福島:私入社1年目、2年目の時に、初めてお会いさせて頂いたのが…

安住:ね?懐かしいね。

福島:今から7年位前で、その時のことを覚えていらっしゃらないんじゃないかなと思ってたんですけど。

安住:覚えてるよ~

福島:言ったら東京の恵比寿という、もう私はテレビでしか聞いたことないような地名の場所に集合して。当時『知っとこ!』という番組をやっていた司会者の松嶋尚美さんと柳原可奈子さんと、富岡佳子さんというモデルさんがいて。で、いろいろみんな喋るんですけど、安住さんが、女性ファッション雑誌の話を富岡さんがなさった時にも、ずーっとそれに合うような固有名詞がどんどん出てくるんで。

安住:へぇ~

福島:私はびっくりして「なんでそんな女性ファッション誌にお詳しいんですか?」って聞いたら「誰でも知ってるよ」っておっしゃったのが、すごく鮮烈に覚えてるんですよ。

安住:随分嫌味な言い方したね~。ごめんなさい。傷づいたでしょ?それ言われた時に。

福島:いやいや、すごいなと思いまして。

安住:そう?

福島:それが当たり前になんなきゃいけないんだと思って。

安住:そうですか。それはたぶん富岡さんの手前、「誰でも知ってるんじゃない?」ってたぶん言ったのかな?じゃあきっと。

福島:でも事前に別に調べてきたわけじゃないでしょ?

安住:じゃないけれどね。

福島:モデルさんが来るからと思って調べてきたわけじゃないしょ?頭の中入ってるわけじゃないですか。

安住:いや、でもまぁ…そこそこ普通じゃない?それは。あなたがファッションに興味ないからだよぉ~(オカマ口調)

福島:フフフ(笑)そういうことなんですかね?でも世の男性でそんなに女性のファッション誌に詳しい人って…

安住:そおぉ~(オカマ口調)?

福島:あれだけ数出てくる人って、パッって「じゃあ言って」って言われて、私ひとつも出てこないですもん。

安住:それは福島くんの良さだもの。

福島:良さですか(笑)?

安住:そうだよ。

福島:不勉強だなっていっつも思いますけども。

安住:今日もスーツ着てるけど、黒い靴下スケスケの履いてるもんね。

福島:あっ、そうですね。

安住:かっこいいよ~

福島:なんでですか(笑)

安住:びっくりした。流石だよ。

福島:そんなところ見られてるんですか(笑)

安住:あとスーツはおじいちゃんの形見なんでしょ?

福島:それ間違いです。コートが私の友達のおじいちゃんの形見です。

安住:すごい世界だ!どうゆうこと?

福島:伏見稲荷のお煎餅屋さんの友達がいましたて。大学生の時に一緒だったのがいまして。そこのおじいちゃんが亡くなった時に、遺品整理したら出てきたのがあって。ロシア人のクウォーターかなんかの人だったんで、体が大きかったんで「あなたそれ着られるでしょ?」って言われまして、それで頂いたという。

安住:良いものだしね。

福島:ものがいいんで、長持ちするんですよね。

安住:流石だよ。

福島:「流石」ってなんですか(笑)?

安住:ほんとだよ。

福島:いやいや、私のそんなのはどうでもいいと思います。だって家にあるもの勝手に使ってるだけですからね。

安住:いえいえ。

福島:それが良さだと言って頂けたら、仕事もしやすくはなるんですけど。

安住:フフフフ(笑)

福島:それが弱みだと私は思ってるんで。そういうのすごいなって思うんです。

安住:ありがと。

《続く》安住アナの趣味について

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1 COMMENT

匿名希望

この回、濃かったですね。とても面白かった。そして今日はこのラジオがヤバイの特番ですね!

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