【New】月刊ポッドキャスト新聞10月号

【レビュー】1600歩のあゆみ|タダしいyouに見える(第1600回)

タダしいyouに見える

テンプレ情報

  • タイトル:『今まで生きてきて一番笑った出来事/カフェ経営/家族という選択肢』
  • 配信回:第1600回 (6本目/10本録り中)
  • 配信日:2019-02-08
  • 収録日:2019-01-26
  • 長さ:23:24
  • メッセージ:
    ① 明日晴れたら死ぬやろがい
    ② コバサンジェルマン
    ③ 明日晴れたら死ぬやろがい
    ④ はちみつばなな
    ⑤ リョウ
  • ジングル:糞漏らしが糞まみれ編(※NEW!
  • 配信ページリンク:https://tdkdx.com/1600s

こんちわ。おじいちゃん(@podogchan)です。

メッセージ回3本目。

1600回のキリ番おめでとう。
引き続き薄味メッセージをしばき倒す二人を早速見てみましょう。

内容

♪【ジングル】糞漏らしが糞まみれ編編(※NEW!

タダシゲ:第1600回(略)。どうも、こんばんわタダシゲです。
マスダ:どうも、マスダです。よろしくお願いします。

:いやぁ~、1600回ですよ。

:おっ!来たねぇ。
なんの感慨もない。

:なぁ。全然ね、どうでもいいんですけど(笑)
メッセージこれがラスト回ですね。

お便り① from 明日晴れたら死ぬやろがいさん

(OP~)

◎RN:明日晴れたら死ぬやろがい
◎男性
◎26~30歳
◎富山県
◎メッセージ内容

今まで生きてきて一番笑った出来事

意外と「ガチョーン」

(tdkdx.comより)

:ええやん

:そら、孤独やろなぁ・・・

:富山でな(笑)世知辛いのぅ

:まぁまぁ、ええんちゃう?

次へ。

お便り② from コバサンジェルマンさん

(1:00~)

◎RN:コバサンジェルマン
◎男性
◎16~20歳
◎長野県
◎メッセージ内容

まいどうも。コバサンジェルマンです。
いつも更新お疲れ様です。メッセージの数がえげつなくなってきていますね。なので、手短に、今まで生きてきて一番笑ったことを書かせていただきます。
それは中学生の頃に、友達とグミを上に投げて食べる遊びをしていたところ、そのグミが天井にくっついて10分くらい落ちてこなかったことです。
上手さとか笑いのセンスとかじゃないですが、とにかく笑いました。こういう笑いってありますよね。
それと自分の話になってしまうんですが、
紅白からエレカシにハマりました。
オススメの曲などあれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。
それでは、これからも更新ファイトです!
では。

(tdkdx.comより)

:おお!やっとメッセージテーマ(今まで生きてきて一番笑ったこと)にのっかたの来たね。

:いや、さっきいましたけど(笑)
「ガチョーン」

コバサンジェルマンのエピソードについては、こういう笑いはわかると頷く二人。
人に話してもわからないが、当事者は腹が千切れそうなほどおもろいことはあるという。

:これは大夫おもろいな。

:リアルないいぐらいのエピソードやな。

当事者限定でおもろい思い出のエピソードを語るマスダ。

ECC予備校の自習室で勉強をしていたという、学生当時のマスダとタダシゲ。

:中村さんが……(笑)

:中村さんがなんでしたっけ?

:中村さんが英語の単語帳かなんかのカバーを、Mr.インクレディブルのカバーに替えてたんですよね。ターゲットかなんかの単語帳のカバーを取って、自分で替えてたときも…なんか二人で死ぬほど笑ってたもんな。

当時、おそらくガキ使の笑ってはいけないが始まり出した頃で、そういう笑いにハマっていたのではないかというタダシゲ。

ターゲット1900のカバー

ECC予備校で言えばタダシゲにも思い出されるエピソードがあるという。

予備校の教室の前に机が並べられており、二人で向かい合って喋っていたときのこと。
当時から人の悪口をよく言っていたマスダ。
予備校の先生もその矛先に。

:若い男性のスタッフがおって、そいつの悪口を死ぬほど言ってて。
……その先生が(マスダの)後ろにおったんですよね。
マスダはそれに気づかずにずーっと言ってて。
僕は黙ってたんすよ。
「おるなぁ~」と思いながら(笑)

その先生が二人の前を通すぎた後のマスダの血の気の引いた顔が一番面白かったというタダシゲだった。

:あったな。エグいぐらい聞こえてたやろな。

それがらみでもう1エピソード。

:もう一個思い出すとしたら、強烈なオバハンおったやんか?塾長みたいな。
あいつのようわからん叫び声が自習室まで聞こえてきたの…あれもなぁ、死ぬほど笑ったな。

:ほんまにブラマヨの吉田そっくりなんすよね。
喋って熱が高まっていくと口の横に唾が溜まって滅茶苦茶汚いんですよ。
よう分かんなかったですね、あれも。勢いだけ。

:あれで塾長になれんねんもんなぁ。
時代と運やで、これも。

懐かしの話題に花が咲いたところで次へ。

お便り③ from 明日晴れたら死ぬやろがいさん

(6:10~)

:よう送ってくんなぁ~

:いいねぇ

◎RN:明日晴れたら死ぬやろがい
◎男性
◎26~30歳
◎富山県
◎発明企画
◎メッセージ内容

発明企画 「これこそブランコ」

風を切り、己は棒立ち、ブランブラン。
ブランコを感じれるブランコ
「俺ブランコやってるな」そんなブランコ感を
どれよりも味わえます。

フランス人はポワンポワン
街の女はギャインギャイン
これブランブランです。

(tdkdx.comより)

:とうとう頭おかしなったんちゃう?

:なんかだいぶなかよくなったツレに対して、ちょっと攻めて来ようかなって思うくらいのノリやんな。これって。
……そこまでじゃないしさ、関係性が。

:いやぁ~、でもね。その気持ちわかるけどね。

マスダもわかることにはわかるという。

:『放送室』ずっと聴いてたら、俺、松ちゃんと友達ちゃうかな?と思ってくるもんね。
ほんまにずーっと聴いてたら。

:(笑)
でもさ、関係性とか信頼って、どれだけ長い時間その人と過ごしたかってやっぱ大事やんか。
だから長く僕らと付き合いたいなって気持ちがもしあるんやったら、こんな雑に送らんとさ。
一球入魂で徐々に長く付き合っていこうや。
「明日晴れたら死ぬやろがい」も僕らと同種やと思いますよ。
やから、俺ら別にそんな焦ってないから。
別にどこ行くわけでもないからさ。

:まぁあんな言うたりな。
もうたぶん最初のほうのメッセージで気付いてはるから。
もう目覚めはってるよ、今。
「あぁ…やってしまってるな」みたいな。

:そんなに急がんでええ(笑)

二人の愛ある叱咤激励が飛び出したところで次へ。

お便り④ from はちみつばななさん

(8:20~)

◎RN:はちみつばなな
◎男性
◎21~25歳
◎兵庫県
◎面白くなってきやがった
◎メッセージ内容

はちみつばななです!!!

お二人のラジオ!!!
さかのぼって、めちゃ聞いてます。
「りの意思」とか「でこ丸出し女は…」
とかかなり過激な発言を印象に残しております(笑)

私事なのですが、タダしいを聞かしてもらうきっかけは、私自身が「二人の4回生ラジオ」というポッドキャストを始めたことによります。日本放送のANNやNHK-FMは以前から聞いていたのですが、ポッドキャストは中学生以来めっきりお別れしておりました。そして、自分もラジオをしはじめ、自分たちのように素人でラジオを録っている方を検索すると、たくさんいるじゃありませんか!驚きました。

さて、前置きが長くなりました。コーナーで「面白くなってきやがった」を選択しました!!私は現在、理系大学生で生態系のことの卒論書いてる真っ最中です!
2月5日が提出期限なのですが、7章ある章立てのうち、3章しか書けておりません。ピーンチ!!今日が26日なので、残り10日で執筆を終え、指導教官に添削をウケなければいけないという事実を突きつけられました。。。

全国の4回生の皆さん、ともにがんばりましょう。

あと、マスダさんもタタシゲさんもが以前ラジオの宣伝などはしてもいいよ、とおっしゃっていたので宣伝させてください。「二人の4回生ラジオ」というのをポッドキャストで配信しております。大学生目線でうんこから学びのこと、恋愛のことまで様々な話題を取り扱っています。

読んでいただけると、励みになります(笑)お互いラジオを楽しんでいきましょう。私はラジオが心の拠り所です。では、失礼します。
うんまる!!

(tdkdx.comより)

:『二人の4回生ラジオ』ね。みんな聴いてあげてください。

:一応ちゃんと送ってこられてますね。

なぜ4通目でこれだったのか?と疑問に思う二人。

:別れ際に自己紹介してきたみたいなね。

:もうお別れなんすか?これで。

4回生が終わったら(卒業したら)どうするのかと心配しつつ次へ。

参考回

お便り⑤ from リョウさん

(11:00~)

◎RN:リョウ
◎男女性
◎21~25歳
◎大阪府
◎コーナー
◎メッセージ内容

おっす!豊中のリョウです!

このたびはマスダさんが一時期熱心に勉強されていた「カフェ経営」についてお聞きしたく筆をとった次第であります。

現在自分がしている仕事はまったく関係のないジャンルですが、数年前からの夢として「自分のカフェを経営する」というものがあります。
「美味しいコーヒーを提供したい」とか「創作メニューで勝負したい」とかそういった方向性ではなく、サブカルチャーをごった煮にしたような「コンセプトカフェ」がしたいという大体のイメージで考えています。
例えば、最低限の音響設備を導入して店内でアコースティックライブが出来たり、お洒落なレコードを流したり、友人に趣味で写真を撮っている子がいるのでその子の個展を開いてみたり、弟がデザインの学校に通っているので作品の発表の場にしてあげたり、自分の好きな小説や絵本などを集めてお客さんに読んでもらえるスペースを作ったりと、イメージはたくさんあります。

ただとにかく資金面のやりくりと、他人から「それがカフェであるという必要性」について問われた時に相手を納得させる自信がない事が現在歩みを止めてしまっている一番の原因になっているように感じています。
昨年はカフェの専門学校の説明会に行ってみたり勉強本を買って読んでみたりしましたがあまりパッとせず、とても悩んでいます。
もし今後最善策を見つけてカフェ経営が出来そうであれば、現在の会社を辞めて全力で取り組んでいくぐらいの覚悟は出来ています。

マスダさん、「カフェ経営」って何ですか?

「夢」、諦めたんですか?

「家庭」と「夢」、両立出来たら最高じゃないですか?

(tdkdx.comより)

:いやぁ、そらそうやけどさ…
そらそうやけど、リョウ家庭持ってないからな。

マスダも仮に独身であれば、夢だけを目指すという。
ただ、家庭を持つということは安定した収入が必要になり、夢とも両立は現実的に厳しい部分もある。

マスダの考えとしては、

  • 結婚や子供を儲けることを30歳までに決着させておきたかった
  • そして、現実に二人の子宝に恵まれた
  • 子供が20歳までは親として責任を果たす
  • 二人成人してもまだ50歳
  • 50歳からの人生は夢を目指せる

リョウ君の年齢を推し量るタダシゲ。
まだおそらく22~23歳。

:う~ん、マスダくんがさっき言ってた子供云々。結婚して子供?
このへんの考えって、そうやなぁ…今の25歳以下、「結婚」っていう選択肢あんまないで。

:かも知れんな。

もはやマスダの考えは常識ではないので、あまり主張しすぎないほうがよいのではというタダシゲだが…

:でもなぁ、その感覚ってやっぱり変やと思うで。

:まぁな。ほんまはそうなんやけど(世間は)変わってきてると思うで。

:これ何回も言うけど、やっぱり自分の生きてきた証を残せるのって子供しかおらんからな。

:いやそうやねん。そうやねんけど。

:自分が生きたっていう証。
もしリョウがここで死んだら終わりやから。それで。
代々受け継がれるもの、自分の意志とか、反映される遺伝子が一切なくなるわけよ。

:いや、考えてへんよ。そこまで。

:遺伝子っていうのは、先代から先々代、ずーっと先祖含めて裏切ることになるんですよね。
なんとか自分の遺伝子を残したいと思ってずーっと、ずーっっと貯めてきたものが、現代の価値観によって失われるんですよ。
これほどもったいないもの、ないがしろにしてるものってなくない?

:わかりますよ。僕は全然言ってることわかるんすけど…
やっぱな、今の人たちにそれを言ってもな、たぶん全く通じへんで。

:ピンとこうへんの?そこの焦燥感ってないんかな?
俺、すごい焦燥感あったけどな。

昔から若い男はそういうものがなかったと思うが、今変化しているのは女の子の価値観だというタダシゲ。

:別に子供産まんでもええと?

:そう。

:いや、あかんで。
やっぱ俺、それは結構反対派というかそういう価値観の奴おるけど、そのへんちゃんと言うもんな。失礼偲んでも。
やっぱそういうのがポピュラーになったら絶対あかんと思うわ。

:でも、この流れは止められへんやろな…

リョウさんとしてはそういう価値観、焦燥感がないため「なんで夢諦めたん?」という思考になってしまうのかもしれないというマスダ。

結婚や子供を生むということが選択肢から外れてしまうほど、みんな給料が低いのかもしれないというタダシゲ。
さらに女性の社会進出もある。

:実際世知辛いのはわかる…働いている身としても「これからどうやって食わしていったらええんやろ」って思うよ。

:そう(結婚を選択肢から外してしまう)感覚は、僕は分かりますけどね。

結局、子供ができればなんとかして育てていくやんというマスダに対し、「マスダの親の財産的なものが全くないとしたら今の生活はできているのか?」というタダシゲの疑問。

その場合は実家にいて、子供はやはり二人生んでいたというマスダ。
今は二世帯住宅で暮らすこと、そして、それを受け入れてくれる女性の存在も含めて、非常にハードルが高いというタダシゲ。
マスダも、その環境がなければ結婚できていないだろうという。

:あんまりわぁわぁ言うたっても、僕は可愛そうやなと思うんですよ。
自分含めね。

:www知ってるよ。

:自分筆頭にね。


とにかく資金面のやりくりと、他人から「それがカフェであるという必要性」について問われた時に相手を納得させる自信がない事が現在歩みを止めてしまっている一番の原因になっているように感じています。

:こんなんさ…こんなことが原因なん?って思わんかった?

:いや、僕も若い頃は勢い余っていろいろ言うてた時期もあったんで非常によく分かるんですよ。
とりあえずお金の計算から始めてみたらええんちゃうかな?
そしてどうやったら生み出せそうかっていう。

経営者はアイデア勝負ではなく、労務や法務も含めて身につけなければ出来ないということがこの歳になって分かってきたというマスダ。
若い頃は自分もアイデア勝負でいたが、社会人を経験していろいろ見えてきたという。

『なんであのとき放送局』のトクマスさんと話した際にも、トクマスさんにとってカフェが息子のような存在だという話を聞いたマスダ。
夢を手に入れたら、それを守って、養っていかなければならない価値観になるという。

仮に家庭を持ち子供を養い、夢も養うという二兎を追うならば、まず事業が成功させないことには家庭が持てない。
家庭が持てないリスクを善しとして事業構築に進むならそれもまたよし。
家庭も望むなら、選択肢を広げる(つまり一旦は夢を置いておき、家庭を先に築く)選択をする必要がある。
※マスダの発言を意訳


:まぁな……厳しいね。
そしてこれでメッセージも終わり、これから厳しい話をしていくと(笑)

次回からの厳しい話への助走をつけたところで〆。

感想

お便り回、全15通の読み上げ終了。

お便りに憤慨

「薄味」しかないとネタばらしして始まった今回の収録回であったが、お便り回の更新を終えてタダシゲの怒りが噴火している。
編集していて沸騰したのだろうか?
(●`ε´●)

しかし、人は誰しも時には過ちを犯すもの。
失敗を重ねて番組の波長を掴み取っていけばよいのではと思う。
ただし、すべるなら一球入魂のメッセージにおいてである!

かつてはリスナーさんとバチバチやり合っていたのも今やよき思い出。
それも、マスダとち◯こさんがきちんと「意見」を戦わせていたゆえ。


ちなみにマスダが言うおもろいメッセージとはどれだったのかな。

次回収録も「今まで生きてきて一番笑った出来事」の募集は継続のようなので、タダシゲの容赦ないフルボッコと共に期待しておこう。

変わりゆく価値観

最後のお便りに対する、芯のあるマスダと両者の価値観を理解するタダシゲの討論は興味深く聴かせてもらった。

結婚、出産、女性の社会進出など非常にセンシティブな側面を孕む議題だが、おじいちゃんはどちらも価値観も分かるといえば分かし、どちらにも一言いいたいこともある。
子供を産まない国家は衰退していくし、かといって明日食うに困る状態で天下国家や先祖のことにまで思いを馳せていられるはずはない。
何かを成すなら活気ある若い時期にそのことに全力投球する他ない場合もあるし、かといっていずれ子供を持つ気でいるのなら生殖という物理的なタイムリミットもある。

一つだけ言えるなら、世間の風潮に流されて意思決定するなということ。
時代の価値観ではなく、己の価値観に従えということだ。

そして世知辛さで言えば、家庭に軸足を置きたい者でさえも、いままで通りの会社で真面目にコツコツでは通用しなくなっていること。
今の時代は以前のような昇給は望めたいため、自身で勤め人+αの資産形成に努めなければならいということだろうか。

参考回

第1584回『遺書回:植物人間になったら/資産は誰に?/墓石対応』
★レビュー 二人の遺書は子孫(血)を残すこと

最後に、1600回を「なんの感慨もない」と一瞬で通り過ぎるあたりに、1600回続けてこられた所以があるのではと思ったり思わなかったり。

 

終はり。

おじいちゃん

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