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【レビュー】『駅弁』|マキタスポーツ食道(第8回)

『マキタスポーツ食道』

テンプレ情報

  • 配信タイトル:『今回のテーマは「駅弁」めくるめく駅弁ワールド』
  • 配信回:第8回
  • 放送日:2018-07-15(19:20-19:40)
  • 配信日:2018-07-17
  • 長さ:17:17
  • オンエア曲:東京 / くるり

内容

マキタスポーツ:こんばんわ、マキタスポーツです。
この番組はお中元で何を頂くと嬉しいか?こどもの頃、カルピスのセットとか贈られると嬉しかったですね。
あとは大人になったら当然ビールが嬉しいわね。
ビールに合うといったらハムとかね。
高級ハムセットっていうのは、こどもの頃価値が分からなかったけど今になったら嬉しいね。

マキタ:さて今回のテーマは「駅弁」です!
早くも涎が出てきてつっかえそうになってます。
実はもう目の前にあるわけさ。
後ほど実食みたいな感じになるかと思います。

駅弁記念日

7月16日は「駅弁の日」
via 京王プレッソイン

マキタ:駅弁、皆さん一度は必ず食べたことあると思いますけど。
旅には不可欠といってもいいんじゃないでしょうか。
なんと明日、7月16日は「駅弁記念日」だそうでございます。
そして今日、7月15日はニッポン放送開局記念日でございます(笑)あんまり関係ないのかな。
7月16日は駅弁記念日。1885年に宇都宮駅で初めて駅弁が発売されたのがこの日だったという説からだそうでございます。
「駅弁の日」は4月10日。1993年に制定されたそうです。
弁当の「弁」という文字が、(数字の)4と(漢数字の)十…
4か、これ(笑)?4っぽいってことかな。
その下は十…十か、これ?十じゃねぇじゃねえかよ。升みたいな字だよ。
かなり強引ですけども。
それから4月10日になったということらしいです。

マジックパール


via 東日本マジックパール株式会社

マキタ:旅行や仕事の移動で駅弁を食べることは皆さん多いと思いますけどもね。
私個人のことで言いますと確かに移動は多いです。
東京駅を発って西日本方面にいくことが結構多くてですね、必ずといっていいほど僕は車中で食べますね。
また僕の癖の話になりますけど、「マジックパール」っていう味付け玉子売ってんの知ってる?
「マジックパール・カル」っていうやつなんですけど。
2個入りの編み編みの袋に入った塩で味付けしてあるゆで卵ですよ。
これと弁当をセットにするんですよ。
でまたこれを頂きまして、軽い窒息状態を作るという(笑)
マキタスポーツ食道でお馴染み、マキタスポーツの食癖なんですけども。
軽い窒息状態を作って、弁当を頂いて、お茶を飲んだりビールを飲んだりするっていうのが僕のスタイルとしてひとつあるんです。
これ素人にはおすすめできませんから。
それで窒息されてしまったら困るんで(笑)僕の“軽い”窒息状態ということですからね。
そういった癖はございます。

参考回

【レビュー】マキタスポーツ食道『コンビニ横グルメ事情』(第4回)
「軽い窒息状態」を作るという食癖が飛び出した回

マキタ:さぁここで一曲聴きましょうか。
僕はこの曲を聴きながら旅をするのが大好きでございます。
東京駅を発つ時にこの曲を聴きます。


(♪くるり『東京』)

(5:00~)

マキタ:この曲はむしろ東京に来るって内容なんですけど、僕は東京駅でこの曲を聴くっていうのが割と定番でありますね。
これを聴きながらご飯なんかを頂くっていうのもいいんじゃないかなということで提案さていただきました。

駅弁実食

マキタ:皆さんこんな駅弁が大好きとか、もうひとつ頑張ったほうがいいんじゃないかってこととか、いろんな意見があるかと思いますけども。
今日は早速東京駅で販売されている駅弁を実食してみたいなと思います。
手元に4種類ございますよ。

おじいちゃん

該当の弁当の画像と合わせてマキタさんの解説をお楽しみあれ

~まずは一番人気から~

米沢名物 牛丼弁当 牛肉どまん中

米沢名物 牛丼弁当 牛肉どまん中
via 新杵屋

マキタ:まずこれちょっとビジュアルを見て…
うわぁ~もうこれずるいわぁ。
単刀直入!
話が分かりやすいっすよ。理屈っぽくないね。
だってこれ「米沢牛、牛肉どまん中」って言ってる、その看板に偽りなし。
真ん中に肉が、もうたんまりと乗せられてる状態です。
もう食べるしかないじゃないですか。
うわぁ~これ贅沢なお肉。まずお肉いただきます。
あぁ~牛肉、香りが牛肉。
いただきます!
(モグモグ)
うわぁ~、もうご飯入れるしかないじゃん、口に。
あとね、僕今から恥ずかしいことしますけど、ラジオなんで分かりづらいと思いますが、表面に乗っかってるお肉をよけて、ご飯がどれだけいいお色をされているのか?つまりタレがついているのかという。
見てくださいこれ。
なんて素敵な色合いなのこれ。
全盛期のRIKACOみたいな色だ。
う~ん、いい!いいよ!小麦色に焼けたいい感じですね。
一番人気の理由がわかる。
僕の同級生の水口ってやつの、お肉屋さんのせがれの弁当がこういう感じ。
「お前んちいいなぁ、肉ばっかじゃねぇか!」って。
その弁当を思い出しますけど、これは人気あるわ。

東京弁当

東京弁当
via トラベル Watch

マキタ:東京駅といえばその名も「東京弁当」。
東京駅の丸の内口の赤レンガの、古の造りのね。
あれがパッケージになっているわけですけど、重厚感がすごいです。
お重になってますね。
(開封)
うぁ~!なかなか辿り着けないよ。
蓋開けてもまだいろんな仕掛けがあるね。
東京駅みたいになかが複雑だね。
お品書きってのが丁寧に入ってまして。
「老舗の味、東京弁当」
いろんなことが書かれてるけど端折りまーす(笑)
絵葉書が入ってるよ!
これがまたすごいねぇ~。
「こだわりのお米、有機認証米」とか。
あぁ!なかはすごい。
これぞ幕の内弁当ですね。
笹の葉に包まった梅干しを刻んだものが真ん中にテンっと置かれた銀シャリが左端にございます。
そして真ん中のメインコンテンツになっているところには、牛肉と筍を煮込んだものかな?
ちょっと頂きましょう。
(もぐもぐ)
うん!大和煮ですね。
お上品なね、東京な感じがする。
それと卵焼きでしょ、あとキノコの和え物みたいなのがありますね。
あぁ!これ味付けがいいですよ。
ど真ん中にあるのが鮭ね。
たぶん粕漬け的なものだな。
(もぐもぐ)
あぁ、これは絶対最後までとっておく。
僕は銀シャリと同量の体積のものを同時に口に入れて最後に仕上げるのが好きなんですけどね、それに似つかわしい。
それと、デザートのよもぎ餅が入ってるね。
右翼のほうには蓮とかお煮しめ的なものがありますね。
かぼちゃの煮物、きんぴらごぼう、あと・・・蓮の肉詰めとかがあった!
よかった~。
この右サイドのほうは、割とお年を召した方が喜びそうなコンテンツなんですけど、その中に、演歌のリサイタルに一人だけ氷川きよしが入ってたみたいな。
なんか安心したみたいな感じがありますね。
これもいいでしょう!

とろーり煮あなごめし 広島の味

とろ~り煮あなごめし
via 駅弁味の陣2018

マキタ:もう一個、これはいいよ!
お弁当の面積は小さいですけど、一面に白いイイ感じの穴子が敷き詰められております。
それで端っこにタレがありますから、かけちゃいますね。
うわぁ~これイイ照りだよ!!
いいビジュアルだ、これ。
アイドルの水着DVDでカメラマンに水かけられてるみたいな感じで。
いいお顔になりましたので、早速いただきましょう。
穴子だけをいただきます。
(もぐもぐ)
あぁーはぁーーー!!
今日イチだわ、これ。
ご飯もいただきます。
(もぐもぐ)
うん!これいいわぁ。
更にね、柴漬けとかが端っこのほうに。
これもいい仕事してある。
これは美味しい。
これはこの中で一番かな。

重慶式麻婆豆腐丼(過門香)

重慶式麻婆豆腐
via 過門香

マキタ:もう一個は僕のおすすめなんですけど。
今まではご当地モノの駅弁っていうシリーズだったと思うんですけど、これはそうではなくて、僕が東京駅に行くと必ずといっていいほど買う弁当なんです。
過門香という中華料理屋さんがあるんですけど、ここの麻婆豆腐丼が僕は大好きなんですよ。
これ出来たてのものだとまだ結構熱いの。
今日は時間が経ってるんで若干冷めてますけど、冷めててもこれは構わない。
二段式になってて一段目に麻婆豆腐があります。
それを自分の手で下にあるご飯に落として頂く。
これ辛いのが苦手な方にはおすすめできないくらい辛いです。
だけど奥行きがあって山椒が効いてて非常に美味しい。
久しぶりにいただきます。
(もぐもぐ)
うーーーん!はぁーー。
これすごいよレベル。
駅で売られている麻婆豆腐のレベルじゃないんだって。
これだいたい新横浜に着く前に食べきっちゃうの(笑)

マキタ:ということでいろんなお弁当ございますけども。日々精進し続ける駅弁。
まだまだこれからシリーズ第2段も紹介していきたいと思ってます。
皆さんもなにかおすすめの駅弁がありましたらお教えください。

お便り

(14:40)

マキタ:皆さん回を増すごとにメールをガンガン頂きましてありがとうございます。

RN:すばる
餃子特集やってほしいです。

マキタ:これやりましょう!
餃子特集は絶対やらないといけなね。
僕は次の元号「餃子」がいいって言ってるぐらいなんだから。

RN:堀江
「思い出の背景飯」

今は亡き母方の祖母の作ってくれた赤飯が食べたいです。
色、味、食感は母や叔母が作る赤飯とは違います。

マキタ:赤飯も特徴があって、僕の実家の山梨は食紅を使ってかなり赤いです。
ごま塩もいっぱい掛けるんですけど。
さらにいうと小豆じゃないんですよ。甘納豆が入れてんの。
だからかなり甘いです。
東京に出てきて赤飯を食べたときショックを受けましてね。
「赤くねぇーじゃねぇか」と思って。
あと豆ちっちゃいし。
甘くないし。
ほんとにびっくりしましたね。
こういったローカル色あるものの紹介していきたい。

RN:豆富小僧

わかめと豆腐の味噌汁に、セブンイレブンで売っている揚げ玉をトッピングしてそれをご飯にかけて猫まんまにして食べます。
単純ですけどこれが本当に美味いんです。
飲んだ後の締めの夜食に最高です。

マキタ:カスタマイズ系ですね。
こういう恥ずかしグルメいいじゃないですか。
こういうアイデアとかガンガン教えていただきたいなと思ってます。


マキタ:神出鬼没のこの番組ですけれど、次回の放送はいつになるか分かりません。
そこで、しばらくはポッドキャストで登場します!
拍手~~~~~
ポッドキャストでメールなんかも紹介したいね。
更新情報は番組のツイッターでお知らせしますよ。

Twitter @makishoku

感想

実食スタイルの試みは初。

飯テロ」と呼ぶにふさわしい、すっごくお腹がすいた回であった。

駅弁といえば思い出されるのは、『世にも奇妙な物語』の大杉漣主演の名作回「夜汽車の男」。
夜汽車に乗った男が弁当を計算しつくしてバランスよく食べようと試みるという内容だが、弁当には、とりわけ新幹線などのちょっと非日常で食べる駅弁には、この物語のように改まって食事に向き合ってしまうという感覚がある。
マキタさんも「銀シャリと同量の体積のものを同時に口に入れて最後に仕上げるのが好き」と語っているように、きっと独自の攻略法があるに違いない。

そういう意味では、おじいちゃんはいろんなおかずが入った幕の内スタイルの弁当を好む。
特にベスト・オブ・駅弁としてあげるなら、仮の有名な崎陽軒のシウマイ弁当
完璧なバランスで、ご飯としても、ビールのお供としても優秀。
おじちゃんは出張や旅行時には現地のご飯屋さんでの食事を楽しみたいので、むやみやたらに車内で弁当で腹を満たすことを嫌う。
よってあまり駅弁というものを買うことがないのだが、これだけは例外。
東京を訪れた際には現地で購入し、帰って家で食べるのを楽しむほど。

崎陽軒シウマイ弁当
via 崎陽軒

もうひとつ、ガッツリ系でいくなら、京都の焼肉店「はつだ」の和牛弁当。
税込み1994円とちょっとお高めだが、「ええ肉や…」って感じで若手にはたまらないだろう。
お買い求めは予約の上で、JR京都伊勢丹の地下二階で。

京都「はつだ」和牛弁当
via JR京都伊勢丹

記事を書くと腹が減る番組「マキタスポーツ食道」
次回以降はなんとポッドキャストとして登場とのことで、果たしてどうなるのか楽しみじゃのぅ。

 

終はり。

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